いじめられたら小説『かがみの孤城』へ逃げればいい
学校でいじめられて辛い。誰もこの辛さをわかってくれない。誰かに全て吐き出してしまいたいけれど、弱さなんて見せたくない。かっこ悪い。
あなたと同じ気持ちを持った女の子が『かがみの孤城』の中にもいます。
学校に行っている人がそんなに偉い?
お母さんは学校に行かないわたしをみてため息をつく。
そんなお母さんをみているとわたしも辛くなるし、行かなきゃいけないのなんてわかってるよ。
でもあの子が学校にいる限りわたしはまた同じ目にあう。ダメなんだよ。
なんであの子を中心に学校が、世界が回っているのだろう。
みんなあの子の味方。はあ、嫌になっちゃう。
でもねわたしに、闘わなくてもいい。いや、ずっと闘ってきたんだよね。がんばったね。そんな言葉をかけてくれる大人に初めて出会った。
「ずっと闘ってきたんだよね」
わたしの心に寄り添ってくれる大人がいた。
本当に嬉しかった。涙が出た。
あの子を中心に、学校にいく人が偉いとされる世界で、わかってくれる大人がいるんだ。
逃げることはダメなことなんかじゃない。
あなたにもこの物語が逃げ場であってほしい。