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ヤンゴン

「あけましておめでとうございます。約3年ぶりにお店を再開しました!」

先日、そんなうれしい連絡をいただいたのはヤンゴンで何十年も日本食レストランを営む旧知の方から。

ヤンゴンはミャンマーの最大都市。

自分が20歳の時に約1年間、ヤンゴンに住んでいた際にとてもとてもお世話になりました。

当時は毎月、閉店後のお店に招いていただき、日本にいても食べることが困難であろうおいしい食事をいつもおなか一杯食べさせてくれるのでした。

お店はヤンゴンの中心部から少し離れた小道を入った場所にあり、大きくお店の宣伝はしないというオーナーの方の信念があり、知る人ぞ知る隠れ家のような一軒家でした。

独特でゆっくりとした時間が流れるそのお店はどこにいるのかを忘れてしまうほど、いつも居心地がいいのでした。

俗にいう社会人1年目をミャンマーで迎えた自分は慣れない仕事への考え方やモヤモヤをずっと抱えていましたが、初対面の時から物腰柔らかく、丁寧でフランクな人柄で接していただき、帰るころにはいつも暖かくポジティブな気持ちで帰っていました。

当時の自分にとっては全てがとてつもない救いで大恩人なのです。
一生、頭が上がらないというのはこういう時のことを言うんだろうなと確信しています。

当時からすでに将来は南米にも行こうと思ってます。という話もしていたので、2022年はウルグアイに行っていました!と伝えると、とても喜んでくれました。

地球のあちらこちらに繋がっている人がいて、きっとどっかでまた繋がっていくんだろうなと想像すると未来に向かっていく大きな力になる出来事でした。

必要なのは走り続けることじゃない
走り始め続けることだ

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