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介護の日本語を教える前に~コミュニケーション編(座る位置・直角法)~
やりとりをする上で座る位置を意識している場合があります。自然にそうなる場合もありますが、目的にきちんと合っていたりします。
直角法
現場で見た座る位置の中で一番多かったのが直角法でした。
自分と相手が直角になるように座る方法です。視線をはずしやすいので、話しやすくなります。両者が一番居心地の良い配置です。
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実際の場面では「おしぼりやエプロンを一緒にたたむ」「レクリエーションでの活動をお手伝いする」「フロア見守り中の雑談」などがありました。
会話練習の際は直角法を取り入れてみてもいいかもしれません。
実際の会話
〜特養で、午後まったりとしている時間。利用者様が退屈そう。〜
介:◯◯さんたち、おしぼり、お願いしていい?
※◯◯するのをお願い…のように細かい動作は言わないこともあります。相手の日頃の理解度や認知症の状態など対応はさまざまです。
利:折り方忘れちゃったよ。どうしよう。
介:いいよ。何回でも説明するよ。こっちがお願いしてるんだから…。
利:じゃ、やるよ。どうすんの。
介:1枚ずつ、半分にたたんで向きかえて丸めるよ。
利:こう?
介:う〜ん、、、
利2:あたしが教えてあげるよ。こっち向けてこうやって…
介:利2さん、ありがとう。あとお願いしてもいい?
利2:いいよ~。