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介護の日本語を教える前に~コミュニケーション編(座る位置・対面法)~
やりとりをする上で座る位置を意識している場合があります。自然にそうなる場合もありますが、目的にきちんと合っていたりします。
対面法
自分と相手が向い合って座る方法です。視線をはずしにくいので、話しにくいと感じ、お互いに緊張した状態となります。
実際の場面ではこんなことがありました。おやつの時間、「いただきます」の直後にある利用者様が甘いクッキーを隣席の人に渡しました。「食べないから、食べて食べて」と。「隣席」の人は糖尿病でした。慌てて「ごめんね。これは私がもらうね」といって回収しました。
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そのあと「譲ろうとした利用者様」の座る向きを変え、主任が対面で座り、今の出来事を説明していました。「気を付けます」とおっしゃいましたが、きっとすぐお忘れになると思うので職員一同見守り時に気を付けるよう注意喚起がなされました。
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