(20)下克上合宿を続ける意味
こんにちは!西﨑です!😊
本日は、私が独断で行なっている下克上合宿について私なりの考えを綴りたいと思います!😊
1.下克上合宿開催の意図
私は、2月1日より、リーグ戦、公式戦に出場機会が恵まれない2、3軍の選手を対象に下克上合宿というものを開催しています!!
彼らにとっての公式戦は、リーグ戦が始まる4月から同時に始まる朝の紅白戦、実戦形式の場が当たります。
これは、朝6時30分よりプレーボールになり、その結果は皆が目指す一軍、リーグ戦出場を達成するために直結してきます。
彼らにとって朝の紅白戦は、戦争です。
上で野球を続けるならば、朝の紅白戦で結果を残す必要があるのです。
だからこそ、私は、朝、彼らの試合時間に合わせて毎朝6時から練習を希望制で行なうことにしました。
2.「下克上」という言葉を選んだ意味
下克上・・・下の者が上の者に打ち勝って権力を手中にすること
インターネットで検索するとこのような意味でした!
2、3軍の選手にとって今の時期はすごく充実している時期でもあり、自らの野球人生の分岐点になると私は考えます。
大学野球を続けているくらいです。皆が高校ではレギュラー、ましては2軍、3軍といった経験をして来なかった選手も多くいるでしょう。
野球人生において、初めての挫折かもしれません。
だからこそ、自らの野球人生の分岐点になり得ると私は考えています。
今まで野球で挫折をした事の無い選手が、いきなりグラウンドを思いっきり独占して使えない。なかなか出場機会もない。
このような経験をしたまま放置しておくとどうなるでしょうか?
確実に潰れます。
「自分は通用しなかったからもう野球はいいや。」
このようになってしまうのです。
そのような人達を私は間近で何人も見てきました。ですが、同時に、2、3軍という下の軍から這い上がって夢を掴む人も何人も見てきました。
何が違かったのか。
それは、たったひとつだけです。
挫折に対して向き合ったか向き合ってないかの差だと思います。
高校までは当たり前のように試合に出てたのに、今は全く試合に出る機会に恵まれない。
その現実に対して、
環境や時間、ポテンシャルという言葉で片付けた人と、自分には何が今足りないかを分析して必死に挫折に立ち向かった人
どちらの方が野球人生の分岐点において正しい選択をしたのかわかると思います!
だからこそ、初めて挫折した人を対象に、自ら挫折に立ち向かい、そして上にいる人たちに勝つためには何が必要かを考えるため、
私は下克上という言葉を選びました。
3.環境作りと習慣化を目標に
習慣化をするためには、環境作りが必要だと考えているということは、以下の記事を通じて綴らせて頂きました。よかったらこちらの方も読んでみてください!
もちろん、2、3軍の選手では、グラウンドを毎日ずっと使うことはできません。
すると、選手の中には
「環境が悪い」 「グラウンドでやれたら。」
このような言葉が飛び交います。
果たしてそれは真実でしょうか?
長期休みなら8:30〜長くて17:00
それ以外であれば、一軍の選手が全体練習をしていることはないでしょう。
上記の記事のように、私は環境は自ら作り出すものであると考えます。だからこそ、彼らの結果を出さなくてはいけない時間帯
つまり、朝から毎日自主練習をしようと思ったのです。
決してそれは1人でできることではありません。
でもそれでいいんです。他人を巻き込んで、その不安な環境に身を投じる。
そして、他の人と一緒ならその日々も習慣化することが出来る。
今まで環境が悪いと思っていた選手たちも毎日、工夫をすればいくらでも環境を自ら作りだし、それを習慣化することは可能なのです。
だからこそ、環境を作り出すこと、習慣化することの基礎を、大切さを、私はこの下克上合宿で選手達に養ってもらいたいなと思っています。
そして、私に共感して集まってくれた学生コーチ、毎日死に物狂いでついてきてくれる選手たちを大切にし、
これらが、彼らを通じてチーム全体に浸透することを私は願っています。
本日はここまでにします!
長々とすみません!🙇♀️
読んで頂きありがとうございました!!😊