![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/17714875/rectangle_large_type_2_0ba5f0fce0fde8a7be67298b325fc631.jpeg?width=1200)
フィンランドの年越しの話。
フィンランドのお正月休みは日本と違って1月1日のみなのですが、新年は花火を打ち上げて盛大にお祝いします。市などの自治体が主催のようで、大晦日の0時が近くなると中心街に人々が集まりはじめます。
フィンランドでは普段は個人の花火の使用は法律で禁止されているものの、大晦日の18時から1日の午前2時までの間だけは個人の花火が許可されていたり。クリスマスが終わるとスーパーなどに特設の花火コーナーができ、大晦日には市の花火以外にもたくさんの花火が打ち上がります。個人の花火とはいえ、派手に打ち上がる花火も多いので、かなり賑やかな夜です…。その後若者たちはバーに飲みに行ったりするようで、バーから溢れている人たちを見かけたりもします。
そんなこんなで私たち夫婦も日付が変わる前に中心街へ。
美しい花火を堪能しました。日本人の感覚としては夏の花火大会を思い出してしまうのですが、今は冬…。
ちなみにフィンランドの年越しはポテトサラダ(日本のものとはちょっと違う…)とソーセージを食べるそう。夫が作ってくれたので、わたしは鴨南蛮蕎麦を作りました。
もうひとつ、錫を溶かして占う(tinanvalanta)というものがあるらしい、と聞いて調べてみました。Wikipediaによるとフィンランド以外の国でも行われているらしい。
Molybdomancy (from Ancient Greek μόλυβδος (molybdos), "lead"[1] and -mancy) is a technique of divination using molten metal. Typically, molten lead or tin is dropped into water. It can be found as a tradition in various cultures, including Finland, Germany, Austria, Switzerland,the Czech Republic, Turkey, and Bosnia and Herzegovina. Some versions have been found to have potentially harmful effects on human health. https://en.m.wikipedia.org/wiki/Molybdomancy
どうも鉛を含むものの販売は禁止になったようですが、砂糖や蜜蝋を使って占いができると書いてありますし、鉛フリーのはんだでもできそうです。なにやら楽しそうなので来年はぜひやってみたいと思います。
元旦は特に何もしないとのことなので、関東風のお雑煮を作り、お汁粉を食べました。
鏡餅はなかったので、余っていた粘土で作ったのでした。我ながら餅感が出ていい感じです。
今年も良い年でありますように。