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ベイビーボックスの話。

フィンランドでは妊娠が154日継続した場合、妊娠手当として170€、もしくはベイビーボックスを申請することができます。

わたしはベイビーボックスを選びました。これは赤ちゃんのために必要なものが厳選して入れられていて、箱はベビーベッドにもなるというすぐれもの。

助成制度が開始された1937年当初の対象は低所得者のみでしたが、1949年にはすべての人が恩恵を受けられるようになったそうです。
今年で84年目となり、夫も、また夫の母もベイビーボックスで育ったそうです。今では対象の3分の2のひとたちがベイビーボックスを選択しているそう。
https://www.kela.fi/web/en/maternity-grant-history (英語)

2020年版の箱は、うさぎの素敵なイラストでした。中身は服だけではなく、ぬいぐるみや絵本、体温計、お風呂の温度計、赤ちゃんの爪切りなどなど、最低限必要なものが入っています。初産だと何を揃えていいのか分からないので、とても便利だし助かりました。2020年版は投票でデザインが選ばれたり、品質を重視したものだったそうです。2021年版も発表され、シリコンビブが追加されたりいろいろ変わっているらしいとか。

ベイビーボックスとは関係ないのですが、コロナのせいでベビーシャワーができないからと、友人が手作りのオムツケーキと手編みのグッズを届けてくれたのも、とても嬉しかったです。

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