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独立記念日の話。
12月6日はフィンランドの102回目の独立記念日でした。この日が近づくとお店には国旗の色である白と青のお菓子や、同じく白と青のキャンドルなどが並びます。
独立記念日には2本のキャンドルを窓辺に灯すのが伝統で、独立以前に「ロシアへの抵抗運動をしているひとたちを迎え入れますよ」という意思表示だったという話も。
It is traditional for Finnish families to light two candles in each window of their home in the evening. This custom dates to the 1920s; but even earlier, candles had been placed in Finnish windows on poet Johan Ludvig Runeberg's birthday as a silent protest against Russian oppression. A popular legend has it that two candles were used as a sign to inform young Finnish men on their way to Sweden and Germany to become jägers that the house was ready to offer shelter and keep them hidden from the Russians. Wikipedia - Independence Day (Finland)
当日の国営放送のテレビでは、モノクロの戦争映画が流れ、軍事パレードなどフィンランド各地の様子が流れたのち、大統領官邸でのパーティーが中継されます。招待客は1800人で、そのすべての人たちと大統領夫妻が握手をする中継は、長すぎて途中休憩が入るほど。最初は退役軍人の方々が続きました。
わたし個人としては、フィンランドの伝統的な衣装のデザインに心惹かれたり。
先住民族のサーミ人のひとたちも。
それぞれ職業などコメントがあり、女性たちのドレスも注目の的だそう。ドレスについての人気投票があるのですが、今年は大統領夫人のドレスが1位だった様子。お似合いだったのもあるのですが、実は以前にも着用したドレスを素敵だからと今年も着たことも評価されたようです。一度しか着ないのはもったいないですもんね…(ちょこっとリメイクされているようです)
https://yle.fi/uutiset/3-11106891
その後は晩餐会で、料理なども紹介されたり(お寿司がありました) そして歌やダンスなどが夜中まで続きました。
独立記念日は初めて過ごしたのですが、シャンパンを飲みつつ、フィンランドの歴史に想いを馳せた日になりました。