語学学校に通い始めた話。
フィンランド語の語学学校に、6月からようやく通い始めました。年始にクラス分けのテストを受けてはいたものの、コロナが流行り出したため待っていたのでした。とはいえ、まだオンライン授業でzoomを使って勉強しています。
我々移民はフィンランド語を話せず働けないため、TE-officeというハローワーク的な機関が語学学校を斡旋してくれます。授業料も教科書代も無料。
クラスは20人ほどで、ほぼバラバラの国のひとたち。近くのラトビアやウクライナやトルコ以外にも、コソボ、ブラジル、パキスタン、ケニアなどの人々もいます。日本人というか東アジアはわたしだけ。
先生もクラスメイトもみんないい人たちで、ちょっとほっとしていたり。最初はどんなクラスなのかどきどきしていたのですが、みんな真面目で、お互いに助け合って勉強できている感じです。
7月は3週間だけ夏休みで、8月からはオンラインではなくなるらしく、通学とお昼ごはんの心配をしているところです…。早起きしなくちゃ。
コロナは沈静化してきたとはいえ完全になくなったわけではないので、バスに乗るのもまだ躊躇ってしまうのだけど、なにごともないことを祈りつつ。
夏休み明けに先生とクラスメイトに会えるのが楽しみです。夏休みは宿題はないので、その分復習を頑張ります(分かっていないところは分かっているので。暗記不足…)
ちなみにフィンランド語は悪魔の言語と呼ばれるほど難しいと言われています…。格変化が恐ろしいほどあり、母音調和で変化したりも。ひたすら暗記するしかなさそうです。英語などのゲルマン語派とはまったく異なるため、外来語以外はなんだか呪文のような単語が並びます…。
写真はトーベ・ヤンソンの「夏の本」という本。日本語版は「少女ソフィアの夏」なのかな。短編集なので、夏休みに少しずつ自力で訳しながら読んでみるつもりです。
ちなみにトーベはスウェーデン語話者だったため、これは翻訳バージョンです(フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語です)
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