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アート作品とその先の景色(授業感想『大人こそ受けたいアート思考』)

好きのきっかけって分からなくて、
気づいたら私の一部になり、趣味になり、習慣になっていたのが
アート鑑賞です。
昔から家族旅行の行程に1つに入っていた美術館。
両親の影響なのかなと思っていたのですが、大人になり両親を見ていても私ほど好きそうには見えなくて…笑
きっかけは分からないのですが、私が自ら持ってきた好みのようです。

美術館や展示会、本屋さんやお店でこじんまりと開かれている企画展など、気になるものにはよく足を運んでいます。
Instagramで見つけクリエイターが企画展を実施する、と聞くと
カレンダーに書き書き(実際にはスマホにポチポチ。打ち込む擬音語って何だろう)。

ただアートの見方って難しいですよね。
正しい見方ができているのか、学校でも誰も教えてくれなかったことですし…
今は「アート思考」という言葉も出てきて、
AIが仕事を進めてくれる分、人間には今まで以上に自分の考えを持つことが重要視されるのかもしれません。正解よりも、わたしだけの答え… 言えるだろうか。


そこで参考にさせていただいたのがこちら

講座名
 ベストセラー著者と実践!大人こそ受けたい「アート思考」の授業
 瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島で3つの力を磨く

Udemy Business

Udemyとは、その道のプロが分かりやすく解説してくれる動画学習コンテンツです。カテゴリーは幅広く、基礎から応用までレベルを分けて編集されているので、私は大変お世話になっています。

その中から「アート思考」で検索し見つけたのが
「13歳からのアート思考」著者 末永幸歩さんとベネッセアートサイト直島が共同で作成したこの講座です。


この講座は参加型で、末永さんから出される問に私たち生徒も一緒になって考え、進めていきます。
動画学習は一時停止や戻ることができるのでマイペースな私にピッタリなんです。

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ここから先は講座の内容に触れます。
受講予定の方は学習後読んでいただけると嬉しいです
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講座を受講し、私が気づいたことは3つです。



①アートを見て感じた事を15個書き出してみましょう!すると…

15個、最初はすらすらとは出てきませんでした。
最初の8個くらいで手が止まってしまって、でもその先にはボーっと見ていた時には気づかない発見や疑問、そこからの空想が生まれてきました。
そして勝手に題名やストーリーを考えてみたり、
最後にはその作品が自分にとって大事な作品になりました。
ひとつのアートと真剣に対話することでこれほどまでに気づきが生まれるのか、と体験より驚かされました。


②アートは目だけではなく、五感を駆使して味わうもの

アートを見る時、どんな色か何を描きたくて何を伝えたいのか汲み取ろうと考えてみていました。
作者や作品のことを予習していったりもしたくらい…
でも知識なしで五感を駆使して見ることも面白い事に気づきました。

講座の中では
この作品からはどんな音が聞こえますか?楽器や音楽に例えると?
どんな味がしますか?料理に例えると?
温度はどれくらいですか?
と色々な角度から作品と対話します。
もちろん実際に食べることはありませんが、私はどんな味がしそうか考えるのは今後もアートを見る時のポイントにしようと思いました。


③アートを通して見ていたものは、人間だった

講座内では末永さんによる「授業」がいくつか行われますが、
その授業を通して、私はアートの先にいる作者を見ていることに気づきました。
作者はどんな気持ちで、
何を伝えたくて、
何を感じてほしくて、
どんな未来になってほしくてこの作品を作ったのか。
今は会えないはるか昔の人の作品にも思いを馳せて想像すること
気持ちを汲み取ろうとすることが好きなのだと、自分自身を知りました。

人間って強くて優しくて、怖い。
だからこそ私は人間が知りたくてアートを見ているのだと思います。
そして文章でアウトプットする。
自分自身もひとりの人間として観察する。
なんだか変な趣味ですが、全てが繋がっていて単純で複雑な世界を余すことなく味わいたいと感じました。


最後に私の大好きな国立新美術館での作品をひとつ。
光がテーマの展示でした。
あえてタイトルや作者の情報は載せずの、作品と向き合うためにここに残しておきたいと思います。

久しぶりの投稿でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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