VC業界のセクハラ撲滅の一歩
こんにちは、キッズラインの経沢香保子です。
今日は、昨今、VC業界におけるセクハラ問題について、女性起業家の半数以上がセクハラを受けているという問題が課題となっていましたが、私のリクルート時代の同期でもあり、上場した時も同期だった千葉さんが、新しい取り組みを始めると聞きました。内容もアプローチもすごいなと思ったので、勝手にシェアさせていただきます。
私の経験から
私自身、女性起業家の一人として、セクハラに対して何か防御できることはないかと考え、以前「女性社長がセクハラにあわない8つの方法」という記事を書きました。
多くの方からたくさんの共感や「勉強になった」「シェアしました」というお声をいただきましたが、同時に私からできることとしての手段を書いたので、セクハラよりも「自衛しない方が悪い」という誤解を招くのではないかという懸念も感じていました。
本当に大切なのは、上記文末にも書きましたが、VC業界全体で自浄作用が働き、セクハラやパワハラに対して本当の意味での理解や解決のスタンダードを持つことだと思っています。
千葉さんの新しい取り組み
そんな中、私のリクルート時代の同期で、上場した時も同期だった千葉さんが、VC向けハラスメント研修を実証的に始めるというFacebookの投稿を見て、これだ!と思いました。
千葉さんは投資家として大きな実績も残していらっしゃいますし、「千葉道場」も開催され、投資家として新しい形の活躍を次々と行っていますが、今回はVC業界のセクハラ問題に、以下のような想いを持って取り組むそうです。
この取り組みの背景には、投資家という立場が起業家に対して優位的になりやすく、ハラスメントの加害者になるリスクが高いという認識もあるそうで、自らを客観的に見れるということは本当に大切なことだと思いますし、投資される側とのより良好な関係構築で、日本からもより数多くのスタートアップ企業が、より大きな成果を出せるような環境整備になるのではないかと思っています。
おもうこと
このような取り組みは、VC業界全体にとって大きな一歩だと感じています。セクハラやハラスメントの問題は、個人の努力だけでは解決できません。業界全体で意識を高め、具体的なアクションを待ってましたという感じです。
千葉さんの取り組みは、まさにその第一歩。これをきっかけに、業界全体でセクハラやハラスメントに対する理解が深まり、現在の良い流れをさらに推し進め、より健全な投資環境が整っていくのではないかと思っています。もっともっと女性リーダーが増えていくといいなぁと心の底から思います。
10月11日 金曜日 13:00 - 15:00 と開催が迫っていますが、貴重な機会だと思いますし、この第1回目に参加することに大きな意義があり、素晴らしいことだと思い、シェアさせていただきました。
最後に、恐縮ながら、キッズラインの新しい取り組みも紹介させてください。
女性起業家にとって、妊娠出産というのはVCからも一つのネガティブな要素ととして捉えられがちで、実際に「あなたの結婚出産が、御社のリスクですよね」と目の前で発言されたことが、私自身もありました。
確かに、妊娠、出産というのは、女性のライフスタイルを激変させるものでもありますが、周囲のサポートや意識の改革で、当たり前に乗り切れる社会を作らねばと私たちは考えています。
実際に産後というのは育児だけじゃなくホルモンバランスの変化などで多くの女性にとっては当惑するもの。そこで私たちキッズラインは、産後のケアを文化に、産後ケアが受けることを当たり前の社会にしたいと、
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