GRとさよならした話
こんにちは。奈鳥です。
気づいている方も多いと思いますが、実はGR IIIxを手放しました。
そんな話をしていこうと思います。
GRは写真の楽しさを教えてくれた
GRのことは大好きでした。
なぜなら小さいのに描写力がとてつもないから。
初めてGRを持って出かけた頃はまだ冬で、本当に寒かったのを覚えています。
寒い時期が本当に本当に苦手で、動けなくなります。
本当に外に出たくない。
日が短いから元気が出ない。
ずーっと眠たくて寝込んでしまい、起きたらもう日が暮れている。
そんな日々でしたが、GRを買ってから撮りたくなって出かけるようになりました。
気軽にパシャパシャ撮れるので、気になるものが会ったらシャッターを切っていました。
帰りながら写真を見返すと、色合いや線の出方がとても良くて、すごく嬉しくなりました。
写真を撮ることってこんなに楽しいことなのかと思わせてくれましたた。
散歩しに行くにも入れておけば撮りたくなった時に期待に応えてくれる。
そんなカメラです。
特に建物の線が綺麗に出る感じがしています。
当時、写真を撮るにしても街中で撮ることが多かったため、建物の線が綺麗に出るGRは打ってつけのものでした。
GRは外に出て写真を撮ることは楽しいと教えてくれたカメラでした。
どうして売ったのか
じゃあなぜ売ったの?と思われると思います。
この理由はただ一つ。
GRの後に購入したSIGMA fpが好きすぎました。
fpとGRって小さくて良いんですけど、fpがあまりにも好きすぎて、どの写真もfpで撮りたくなってしまう。
fpを購入するまではいつもGRを持ち歩いていましたが、購入してからはfpのみになることが多くなりました。
これはいけないと思ってGRはJPEGソフトモノクロ縛りにして持ち歩いていたときもありました。
それでもfpで撮ることが多く、ついにはGRを持ち出すことはなくなっていき、fpのことを撮るだけのカメラになってしまっていました。
たぶん、というより私は被写界深度の浅い写真が大好きで、フルサイズが出してくれるボケ感が好きなんだと思います。
fpを使っていくごとにAPS-Cのボケ感に満足できなくなってしまったんだと思います。
(個人的な意見です。私が十分にGRの良さを引き出せなかったのが大きいと思います。いまでもGRで撮った写真を見ると良いなぁと思います。)
GR今までありがとう
2,3か月ずっとGRを持て余し、このままはよくないなと思い、先日手放しました。
GRを使いたい人っていっぱいいると思いますし、カメラも撮ってくれる人の下にいるのが本望だろうと思い……。
最後にGRで撮った写真はfpのビーズストラップでした。
GR、今までありがとう。
私に写真を撮る楽しさを教えてくれたカメラ。
私のGRが届いた人が沢山使ってくれていると嬉しいな……とずっと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
来週も投稿しますので良ければ読んでくださると嬉しいです。
奈鳥