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Xデザイン学校 マスターコース: #01 ブートキャンプ

※この記事はリフレクションを目的に書かれています

2022年度のXデザイン学校 マスターコースに参加できることになり、ほぼ自分の書留め用ですが、リフレクションとして残していこうと思います。

学んだテーマ

  1. 全体像 UX→サービス→ビジョン/パーパース

  2. 人間中心設計、ユーザビリティ、UXデザイン

  3. 3つのエクスペリエンス(UX/CX, EX, SX)

  4. デザイン思考とアート思考

  5. サービスデザインとビジネスデザイン

  6. ビジョン、パーパス、デザイン経営

  7. ワークショップ:強みドーナッツを書いてみよう

印象に残った話題

ビジョンやパーパス

大きな会社のビジョンやパーパスは抽象的であることが多い。手触り感がないため、自分のPJやプロダクト単位でビジョンやパーパスを考えたほうがうまくいくことがある。

UXデザイナーもこういうのをビジョンやパーパスを考えることを求められる場面は増えてくる。
経営者もできてない場合もあるのでデザイナーができるようになっていったら面白いのではないか。

複雑な問題を解決する問題解決のアプローチだけでなく、製品やサービスの成果物を構想し、意味を形成するアプローチがデザインの能力として定義されている。意味を形成できるデザイナーは今後引っ張りだこになるのではないだろうか。

今後、デザイナーとして生き残るためのキャリア形成としては重要な視座であるので、マスターコースを受ける意義として最後まで忘れないでいきたい。

アート思考

自分の感性を大事にすることが美しさに向き合うこと。人との比較じゃない、自分の感じる美しさは何かというのが感性を磨くこと

街なかを歩いていて美しい思うものはなにか?
人は無意識のうちに美しさを判断している、感性を使うことで自分のなかの美しさの判断基準が明確になっていく

オリジナリティを知るには過去を知る。
美術館の収蔵作品を選ぶときには過去に同じようなアーティストがいないかを徹底的に調べる。
過去になければ作品を収蔵する価値があるものとなる。

普段から美術館に行くのが好きで、最近は西洋美術史を勉強しているので、今の自分の知識はそのうち役に立つかもしれない、と思った。
目的を持って勉強していたわけではないが、何かに繋がっていくかもしれない、というのはテンションは上がる。

エフェクチュエーション

アート思考の活用手法のひとつとして紹介された。レモネードの原則などひとつひとつは聞いたことがあったが体系化されたものは初めてだったので、こういう関係があるのかとなかなかに面白かった

※記事内の画像引用:森一彦,2019,「エフェクチュエーションの論理からの 起業家的マネジメントの可能性への考察」をもとに編集

サービス・ドミナント・ロジック

山崎先生も重要だと何度かおっしゃっていたが、わかっているようでわかっていない気がする。
広告宣伝して売れたら終わりというのは「グッズ・ドミナント・ロジック」、売り手と使い手が分断されている状態である。

サービス・ドミナント・ロジックは売ったあとユーザー体験の価値提供に重きを置いている。
売って終わり、じゃなくて売ったあとも顧客価値のあるものにしましょうね、という理解をしたが果たしてあっているのかどうか…。

ビジョンデザイン

ビジョンデザインとは、よりよい社会を作るために 「未来のありたい姿」を提案すること。
未来を妄想し、その状況でのアイディアをプロトタイプで具現化し試していくことで「ありたい姿」が見えてくる。
最初に話していた"意味を形成する"というのに繋がっていくテーマであった。

パーパス

紹介されていた書籍が面白そうなので、後で読もうと思った。

ワークショップ

最後のグループワークショップは「強み」をテーマにしてのディスカッションだったので、話が盛り上がって楽しかった。
時間を勘違いしていて、タイムキープをミスって話しきれない方が発生してしまい反省。

受講生にはコンサルタントやワークショップを普段からされている方も多く、みんな発表が端的でわかりやすい。単純に話すのがうまい。
あの一瞬でここまでまとめられるのか、と感嘆するとともに、自分は薄っぺらいことしか言ってないのではないかと少し落ち込んだ。

総括

10:00-17:00というなかなかに長丁場ではあったが、ぶわっと知識を一気にぶつけられることで、「自分が理解できていた部分」と「なんとなくで表層的にしか理解できていなかった部分」というのが浮き彫りになった感覚がある。
ひとつのテーマだけだと不足点はなかなか浮き彫りにはならないので、こういうふうに一気にぶつけられる効果というのを実感した。(脳の体力はけっこう必要だが)

次回までには理解しきれていないところは紹介されていた書籍も読みみつつ重点的に復習していこうと思った。

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Tajima Kaho
読んでいただきありがとうございます。Twitterは @tajima_kaho でやってます。