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伊東市議選 インタビュー「幸せとは何だと思いますか?」

9月17日告示24日投票の伊東市議会議員選挙。

今回も選挙漫遊に行き、(できる限り)全候補者に会って質問をしていこうと思っている。


候補者の方々への質問

今までの選挙漫遊では

・自己紹介
・出馬理由
・自分にしかできない、自分だからこそできる政策
・前回の選挙の投票率についてどう考えるか
・選挙期間中はどこを回るか
・有権者へのメッセージ、これだけは言っておきたいこと

という6問を聞いてきた。
候補者の方々の基本的な情報、有権者の方々が知りたいだろう情報、私が興味関心があることを合わせて、この6問を聞いていたのだが、今回この質問内容を変えて、新しい質問を入れてみようかなと思う。

新しい質問をしてみたい! 「幸せ」と「政治」

きっかけは、
「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。」を読んだことだ。

ライターの和田靜香さんと衆議院議員である小川淳也さんが、少子高齢化、消費税、労働問題、エネルギー問題など日本の諸課題について「政治問答」をしていく。

その著書の最後の章に、和田さんと小川さんが「幸福」について対話をする場面が書かれていた。

(筆者註:小川さん著「日本改革原案」加筆原稿より)「あなたが幸せと思える生き方を自由に選べる広い選択の幅、そしてお互いがそれを認め、尊重し合える懐の深い価値観、この二つが満たされる社会にして行く必要があると思うのです。」(p.254)

(筆者註:小川さん)「幸福の完成形はないんだけど、そこ近づきたいと思ってるんだよね」
(筆者註:和田さん)「ゴールはないですね」(p.258)

幸せについての対話を二人がする中で、政治家は普段「幸福」について話さない、政治記者も政局の話を中心に聞くということも話題にあがっていた。

また、「自分ごとの政治学(中島岳志 著)」という著書からの引用で
「一人ひとりの幸福を追求するための土台を作っていく作業を『政治』と呼ぶ」(p.260)
という文も書かれていた。

そんな二人の対話と文章を読んで
「私たち人間にとって幸せとは何だと思うか」
という質問を、候補者の方にしてみるのはどうだろうかと考えた。

「生きづらさ」と「幸せ」

令和4年版自殺対策白書(p.11)によると、令和2年の10~39歳の死因第1位は自殺。
平成21年から令和3年を対象として学生・生徒等の自殺の原因をまとめたものによると「家庭問題」、「健康問題」、「経済・生活問題」など様々な原因が挙げられている。だが「不詳」の割合が全体で20%以上と大きい。(p.82)

SNSをのぞくと、「死にたい」「消えたい」という言葉は、スクロールしてもスクロールしても続いていく。

私が10代の時も「生きる意味」や「将来に対する漠然とした不安」を抱えていたことがあった。「死んでしまえば楽になるのだろうか」なんてことも考えていた。

そういった目に見えにくい、言語化することが難しい、だけど心に深く根付いた気持ちを抱え、身動きがとれずにいる人は結構いるのではないか。

「幸せとは何か」という質問は、かなり抽象的で漠然としたものだが、そういう抽象的で漠然とした問いに対する答えは、漠然とした不安や気持ちを上手く消化するためのヒントになるかもしれない。

それに、「幸せ」というものは多種多様、正解がない問いだからこそ、答える人の人柄がよく見えてくるのではないか。

候補者の方へ 4つの質問

ということで、少し風変りかもしれないけれど、「幸せとは何か」という質問を含む4問を伊東市議選では聞いていければと思う。

・自己紹介
・前回、伊東市議選の投票率は50.59%だったが、この投票率についてどう思うか
・有権者の方に向けて、これだけは言っておきたい政策、思いなど
・私たち人間にとって「幸せ」とは何だと思うか

出馬理由、政策、有権者の方へのメッセージは、まとめて「有権者の方に向けて、これだけは言っておきたい政策、思いなど」という質問にした。
政策などは街頭演説でも聞いたりするので、1つの質問にまとめてしまってもいいかなと思って思い切って2問削ってみた。

「選挙期間中はどこを回るか」という質問は、地図を使ってそこに書き込んでもらいながら答えてもらっていたのだが、地図、カメラ、メモ帳、スマホなどを持ちながら撮影しようとすると、何をどう持ってよいものかとあたふたしたり、ビデオカメラを落としたり(秦野市議選の漫遊中には2回、いや、3回落とした。あとで見たら、小さな傷がついていた。父が買ったものを借りているので、これ以上壊すとやばい。まぁ、ばれなきゃ勝ちとは思っている。うん。)ということがあったので、この質問も削った。


まぁ、「趣味」でやっているので「自由に楽しくできればいいなぁ」と思ってこんな形にしてみました。

不備もあるかもしれませんが、温かい目で見守っていただければと思います。


こぼれ話

選挙漫遊では、なるべく「全候補者に会う」ということで歩いてきた。
伊東市議選でも多くの候補者の方に会うため走り回りたいのだが、先日、体調が優れず救急搬送されてしまったので、まぁ今回は、すっごくゆるーくやっていきたいなと思っています。
心的な原因からきたものらしく、身体的に異常はないとのことなので、まぁ私は元気です。元気なのですが、念には念を入れよということで、ゆるくゆるく。体は大事に。


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