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みっつのかさなり
#すきなじぶんでいるために
先日、キャリアに前向きに向き合っている女の子と夜ごはんに行きました。
ゆっくり話すのはその時が初めてだったけど、同じ目線・温度感で話せて嬉しかった。
そういう人間関係って貴重だから大切にしたい。
その子と話した"WillとCanとHopeの重なる場所"の話をします。
●Will
Willは「やりたいこと」です。
辞書的な意味はこちら。
will 【名詞】
1a不可算名詞 [しばしば the will] 意志.
b〔+to do〕[the will] 〈…しようとする〉決意,決心; 意欲.
2不可算名詞 [具体的には 可算名詞] 意志の力,自制心.
3a不可算名詞 [God's will で] (神の)意.
b可算名詞 [通例 one's will] (人の)望み,願い,欲するところ.
4不可算名詞 (他人に対して持つ好意・悪意の)気持ち; 意向.
5可算名詞 【法律, 法学】 遺言; 遺言書
ここでは「自分のやりたいこと」だったり「意志」のイメージ。
働くを考える時に、色んな価値観や判断基準があるのは大前提としつつも。
「自分のやりたいこと」
は必ず考えるし、就職活動や転職活動でも必ず聞かれると思います。
「やりたいこと」はイコール「あなたは何のためなら頑張れますか?」に近いかな。
その対象は別に仕事の中になくてもいいと私は思っています。
「私は旅行に行きたい、そのためならどんな辛い事も頑張れる!」
っていう旅好き女子もいるだろうし。
「私は人と喋る事が好きだから、接客の仕事なら楽しく頑張れる!」
っていう素敵女子もいるだろうし。
「私はいつもニコニコしたお母さん・奥さんになりたい!」
っていう女子力高めな女子もいるだろうし。
「私はとにかくお金を稼ぎたい、会社や組織で昇りつめたい!」
っていうバリキャリ女子もいるだろうし。
どんな女子だって、みんな違ってみんないい、と私は思っています。
大切なのは「私は何がやりたいんだろう?」にちゃんと向き合っているか。
きちんと言葉にできるか?だと思います。
●Can
Canは「できること」です。
辞書的な意味はこちら。
can 【助動詞】
1[能力を表わして]
a…(することが)できる.
b…のしかたを知っている.
2[許可を表わして] …してもよい.
3[軽い命令を表わして]
a[肯定文で] …しなさい,するとよい; …しなければならない.
b[否定文で] …してはいけない .
4[可能性・推量を表わして]
a[肯定文で] …がありうる,することがある.
b[否定文で] …はずがない.
c[cannot have+ 過分 で] …したはずがない.
d[疑問文で] …はずがあろうか,いったい…だろうか.
5[Can you [I] …? で依頼を表わして] …してくれますか.
言葉自体には色んな意味がありますが・・
「自分のできること」「得意なこと」「強み」みたいなイメージかな。
「何かをした」その対価として「報酬」をもらうのが働くことなので。
就職活動や転職活動の面接で聞かれているのは、
「あなたは何ができますか?」ということ。
新卒の就職活動では「できること」ってそう差がないと思います。
余程、人より二歩も三歩も先を歩んで、何倍も多くの経験を積んで、何倍もたくさん感じて考えていれば、他人に負けない「できること」を身につけているのかもしれませんが・・。
なんとなーく大学生になって、なんとなーく過ごしていたなら、そうそう差ってないんじゃないかと思うんですよね。(知らんけど)
だけど、「得意なこと」だったり。
特別な努力をしなくても自然と「やってしまうこと」や「できちゃうこと」だったり。
気がついたら「夢中になっていること」だったり。
それは人によって全然違うんじゃないかと思います。
それが何か見つかったら、それはきっとあなたの「Can」の芽じゃないかな、と私は思います。
転職活動の場合は、多かれ少なかれ社会人経験(仕事の経験)を積んでいるので、そこで得た「スキル」が「Can」に該当すると思います。
「スキル」と一言でいっても、その種類や表現は様々。
「英語」とか「会計」とか「営業」とか?分かりやすいスキルもあるし。
「リーダーシップ」とか「コミュニケーション」とか?もある。
何を「スキル」と捉えて、研いて、アピールして。
どうこれからの社会人生を戦っていくのかは、結構無限の可能性を携えているのではないかと思っています。
●Hope
Hopeは「他者から求められること」です。
辞書的な意味はこちら。
hope 【名詞】
1不可算名詞 [また複数形で] 望み,希望
2不可算名詞 [また複数形で]
a期待; 有望な見込み
b〔+that〕〈…という〉見込み,期待.
3可算名詞 [通例単数形で] 望みを与える[持たせる]もの,希望の的
あえて「他者から」というのを付け加えています。
あなたの望みはすでに「Will」が担っているので、ここでは受け身な意味。
仕事の場合は、会社(や上司)があなたに求めるミッション。
家庭の場合は、役割かな?
「働く」は、その矢印が向く先が必ずあると思います。
自分のためだけに、何かすることを「働く」とは言わない気がします。
(なんだろう・・動く?)
矢印の先にいる誰かが、あなたに「期待」していることが「Hope」です。
理不尽なHopeや、不本意なHopeもあるかもしれない。
共感できるHopeや、チャレンジしたいHopeもあるかもしれない。
あなたに向けられているHopeが何なのか?
それを適切に捉えることって結構重要なんじゃないかと思います。
難しいのは、相手やタイミングによって「Hope」の内容が変わる事。
あと、向けられているHopeに必ずしも応える必要はないと思います。
「捉えた」ならば、次は「応える」かどうかを考える。
あなたにとって「応えたい」と思えることなのか?
今この状況で本当に「応える必要」があるのか?
とか・・いちいち難しく考えてはいないけど、盲目的になるよりは、ん?って思いながら向き合っていた方がいいんじゃないかなと思います。
●WillとCanとHopeの重なる場所を探す
最後です。
今まで書いてきた「Will」と「Can」と「Hope」の3つが重なる場所を探してみてください。
見つかりましたか??
そう簡単に見つからないかもしれないし、気づいたら重なりの中にいたって事もあるかもしれないし、分かりませんが。。
3つが重なる場所がイマココ!なあなたは、今いる場所を大切にしつつ、重なる範囲を広げていって欲しい。
全然重なってません!ってあなたは、もっと真剣に重なる場所を探して行って欲しい。
重なりは「Will」「Can」「Hope」の定義を変えたり・・
見方を変えたり・・すると案外見つかるものではないかと思います。
3つが重なる場所を見つけて、3つの重なりを広げて、重なりを濃ゆくしていくことができると。
きっと、しあわせな毎日を過ごすことができるんじゃないかなあ。
まだ私にも分かりませんが、そんな気がしています。