
たった4ヶ月で、心の壁を超える関係になれた理由。
人生の中で、本気でわかりあえる人に何人で会えるだろうか。
深く狭く細く永く付き合える人を大事にしたい。私はそもそも、そーゆータイプであった。
だから、友人はさほど多くない。多くいらない。
と、思っていた。
しかし最近、とある場所で出会った40人のメンバーが、なにより尊い存在になった。
大好きや気が合う、ではなく、尊いのだ。
「尊い(とうとい)」
非常に価値がある、神聖で崇高なものや存在を指します。通常、他者の行動や存在に対して、深い敬意や感謝を表現する際に使われます。最近では、感情的に強く惹かれたり、特別に大切に感じるものや人にも使われることがあります。
人間関係や経験を「尊い」と感じることで、その繋がりの深さや意味を強調する言葉として用いられることが多いです。
しかし驚きなのは、関係性の深さに反比例する、付き合いの短さである。
たった4ヶ月。
もはやその4ヶ月の中でも、全員で顔を合わせたのはたった4日程度である。
こんなことがあるのだろうか・・・?
そんな長い付き合いがなくても、深い関係になれた理由について。
その本質に触れることができた方法について、今日はここにまとめておきたい。
出会いのきっかけ

最近、flierの「Book Camp」に参加した。このキャンプは、4回にわたるオンラインプログラムで、約40人のメンバーと一緒に、本の読書会を開き思考を深めながら、本の学びを楽しむものだ。
オンラインで全員で顔を合わせるのはたった4回。それでも、驚くほど深い繋がりが生まれた。
最初は、短期間のオンラインプログラムということで、正直それほど期待していなかった。
だが、終わってみれば、そこで出会った仲間たちとはただの「知り合い」を超えた関係になっていた。
まるで長年の親友、いや「ずっとも」的な感じだ
顔を合わせる回数は少なくても、肩書きや経歴をとっぱらい本心で対話し、意見を交わすことで、信頼がぐんと深まった。
いまの時代こそ”人”で選ばれる
AIが進化し、業務や生活の多くをサポートできる時代になったが、最後に選ばれるのはやはり「人」であると感じる。
私自身、仕事を進める際に、その人のスキルや実績以上に「一緒に働きたい」と思えるかどうかが決め手になっている。
それに、今関わっている企業の方と話をしていても、みんな概ね人が大事と痛感している真っ只中である。
人事や採用が一番むずかしい・・・
結局のところ、技術では代替できない「人」との信頼や共感が大事なのだ。
長年の付き合いであれば、相手のことを自然に深く理解できる。
しかし、短い関係でも、会話を通じてその距離を縮めることができる。それを今回、身を持って体験したのである。
その際、対話の手法が何よりもカギとなる。
繋がりを深めるための会話術
今回のBook Campで改めて学び直したことが二つある。
それは、
「相手の話を聞き切ること」と「時間軸を行き来すること」
である。
この二つの手法は、これまでも何となく実践してきた。
しかし、今回学んだことでその重要性を再確認し、より意識的に取り入れたいと感じている。
相手の話を「聞き切る」ことは、深い会話を生む基本である。
話の途中で自分の意見を挟みたくなることは、実に多い。そこをぐっと堪えて、まずは相手の話をしっかり最後まで聞く。
そうすることで、相手が大切にしていることや感じていることに触れることができる。
おしゃべりどろぼーにならないことが、何よりも重要なのだ
この「聞き切る力」は、会話の深さを決定する重要な要素である。
もう一つのコツは、「時間軸を行き来する」ことだ。
時間軸を変え、過去の出来事を振り返り、それが今にどう影響しているかを深掘るような質問をする。
相手の人生の深い部分に触れることができるきっかけになる。
ただ表面的な話をするのではなく、相手の内面に迫る会話を引き出す力がある。
「今」で深掘りすると、距離感掴めず引かれるパターンになりかねない
短い時間で深い繋がりを作る
結局のところ、人との繋がりの深さは、時間の長さだけではない。
いかに相手と向き合い、対話を通じて理解し合うかにかかっているのだ。
なんて、思うのである。
あぁーなんか話過ぎちゃったかも。でも、いい話できなぁ〜。この人とは分かり合える気がする。
そんな関係がいいよねって話でした。
では、また!
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