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太陽に手のひらをかざすのが好きで、芝生を裸足で歩くのが好き。ロマンチックなことは好きだけど、ロマンチックすぎるのはもういらない、一生分のロマンスを、

もう食べた。




だから風を見に行こう、芝生に寝転んで風を見るの。ただそれだけがしたいの。甘いアイスはいらなくて、水を飲みたい、水が体に染み込んでいくのを感じたいの。

いつか、いつかこの日々を映画にしてね、私は、いつかこの日々を歌にするからさ。




あなたの心がすき、あなたの名前も、関係の名前も、正直あんまり興味がないの、あなたの心は微笑みになって、言葉になって、優しさになって、触れてなくてもちゃんと伝わる。

あなたの心に出会えてよかった。

言葉を知らない私はそれしか思えないけれど、いつだって私を勇気付ける言葉をくれるあなたに出会えてよかった。




嘘だって思うような言葉に出会う。タイミングに出会う。嘘だって思うのは、嘘だと思いたいからだって気づく。何が幸せかもわからない私が、手探りで生きた過去に、傷つけてしまった人のことを思い出す。ごめんね、よりも愛してるよが大きいのはなんでだろう。



今夜は夜の散歩をしよう、朝日を一緒に見たいの。世界は一瞬だけピンクになる、しかも時々。その奇跡を一緒に見たいの、見ている間も、そうじゃなくても、あなたと過ごす時間はまるでピンク色の空みたいな特別な時だって思うの。




言葉を尽くすよりも出会えた喜びを伝えたい。関係性に名前を求めることさえしなかったあなたが誕生日にくれた花の、花言葉は”出会えた喜び”で、

それだけで私の人生は、私の心は十分だった。

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