見出し画像

将来は、萬田久子になる予定なのでどうぞよろしく

萬田久子に、たまらなく憧れている。

私が幼い頃から、萬田久子は母の憧れだった。彼女を”母の憧れの女優”という意識で見ていた筈なのに、いつからか母の憧れ=私の憧れという式が成り立ってしまい、すっかり私の憧れの存在にもなってしまった。とは言っても、母の思いだけが動機だったわけじゃない。どっぷりハマってしまったきっかけは、あるバラエティー番組だった。海外での彼女の行動に密着した番組で、思い入れのある地に訪れてはここでの思い出をぽつりぽつりと話し始める彼女。彼女に内縁の夫や息子がいたこと、TPOに合わせて一日に何度も服を着替えること、自分流のファッションセンスを持ち合わせていて揺らがないこと、ちょっと天然なこと、初めて知った全部にほおっと溜め息が漏れて、どこか彼女らしくて、めちゃくちゃかっこいいと思った。

亡くなってしまった内縁の夫の形見は、肌身離さず持っているという。彼についての想いをしっぽりとレストランで話す彼女は、やけに色気があった。私みたいな一視聴者の、彼女のことを何にも知らない人が、彼女のこういう辛い過去の一面を垣間見たときにもらう衝撃なんかを、私自身も発信できる人になりたいと強く思ったりした。うまく言えないんだけど、この人はめちゃくちゃかっこいいし、かと思うと今にも割れてしまいそうなしゃぼん玉みたいに儚い側面もあったりして、まるでドラマの主人公みたいな人なのだ。おしゃれで強くて儚くて、なによりかっこいい。母が憧れるのも十分分かる。

将来の自分が輝くために、誰かを目標とすることは必要だと思う。私なら、萬田久子さんと黒柳徹子さんと樹木希林さんかな。最高にクールで美しい3人だ。萬田さんへの思いが溢れすぎて、書きたいことが沢山あったのに上手く表現できない悔しさからほとんど消してしまった。残った僅かな文章ですら何が言いたいのかわからない。しかも当たり障りのないことしか書いてないの、バレてますよね。こんな日もあっていいですか。いつか彼女の魅力を、それから黒柳徹子さんと樹木希林さんを、自分が表現したいままの文章で伝えられるようになるために、こんなにも拙いけれど、残しておきます。将来自分の思いや自分が表現したい雰囲気を、そのままに文章にできるようになった自分、もう一回萬田久子について書いてくれよな~

もしよろしければサポートをお願いします。頂いたサポートはライターの夢を叶える資金にします。