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EXPLAZA を創業しました(3年前に)。 わたしたちは何者で、何に挑戦するのか

EXPLAZA ファウンダー取締役の内田です。
3 年越しの創業エントリー。

戦う事業領域が定まって、採用に力を入れはじめてから創業エントリーを書こうと思ってたんですが、なかなか書く機会が訪れず。3 年かかりましたが、戦う領域も定まり事業が軌道に乗ってきて、採用にも力を入れ始めたので、創業エントリを書くことにしました。

今回は創業から 3 年間何をしてたのかについて書いていきます。創業ストーリーや、社名の由来とかはきっといつか CEO 高橋が書いていくので、今回は割愛します。

わたしたちは何者なのか

創業経緯・会社紹介

前職メルペイで同期だった 高橋 と創業しました。代表が高橋で、私は COO兼CPO として活動しています。高橋は学生起業から数えて 3 社目の創業で、ぼくは 2 社目の創業です。

メルカリの頃の同期で高橋はメルカリアプリ内のメルペイの PM をやっていて、「支払いタブ」からの体験責任を持っていました。わたしは toB の加盟店向き合いのチームで SMB 向き合いの体験・加盟店審査周りを見ていました。

創業当初は周りから「PM 2 人で企業…?エンジニアとかいないんだ」と言われたものですが、 2 人とも動くものなら作れるし、最低限の体験担保の UI/UX は作れるし、何でも屋 2 人で創業したみたいな。創業期色々事業をやる上では良い判断だったなと思っています。


わたしたち "EXPLAZA" は何者か

"プロダクトの力で、豊かな暮らしをつくる" をミッションとしています。かんたんにまとめると 社会課題解決型のプロダクトカンパニー を作っていきたいと思っています。

現状は、プロダクト(特に 0 → 1, 1 → 10 の立ち上げフェーズ)が大好きで、社会課題解決への情熱に溢れた人間が集まっています。起業経験・英語喋れる人がどちらも半数を超える、ユニークなメンバーで事業推進を行っています。

具体的な事業内容は、 生成 AI × プロダクトに特化して、社会課題を解決する ことです。モデルレイヤー等は他社との協業をすることに振り切って、生成 AI 時代のプロダクト開発に特化している会社 です。特に 0→1, 1→10 みたいな立ち上げフェーズに現状強いメンバーが集まっています。

いままで

2023年 1 月に生成 AI への全振りを決めるまでの 3 年程、生成 AI の力無しでエージェント的サービスの実現を模索していました。

デジタル機器の活用支援を行う "デジサポ" というサービスや、プロフェッショナルに質問しながら購買が出来る、アウトドア製品のソーシャルコマース "EXPLAZA" など。小さく 7~8 個事業検証をしていました。今でも EXPLAZA インスタ や デジサポの YouTube は残ってまして、興味のある方はご覧ください。

どれも思想はエージェント的なサービスで「依頼したらいい感じにやってくれる。問題あればフィードバックを求めてくれる」というものでした。情報過多で真偽も不明な中で、意思決定が大きい買い物はプロに聞きながらやりたいよねと。

情熱を注ぐには良い課題ではあったのですが、控えめに言っても事業としては失敗だったと思っています。先に述べた 課題は、多くの場合で既に店舗を訪問することによって解決されていました。

それらのサービスを気にいってくれた方々の特徴は「 ネットサーフィンは得意だが、自分でネットだけで意思決定するには億劫。店舗の営業時間にアクセスしづらい生活をしている方々」でした。自分でネットで意思決定できる場合はシンプルな EC を使うし、店舗があれば店舗に行ってしまうからです。

根強いコアなファンはどのサービスにもついてくれたのですが、どれも事業としての継続的成長が見えるものではありませんでした。潔くピボットを繰り返していると、2022年末に ChatGPT が突如として話題になりました。

触ったときの感動たるやすごいものがあったし、何なら自分たちが「デジサポ・EXPLAZA」で実現したかったエージェント的な思想を、そのまま置き換えることができる技術だと感じました。 このまま年末年始を生成AIにフルピボットした前提での戦略検討にあててたんですが、もうわくわくが止まらず休みどころではありませんでした。

その年末年始で生成AIマーケットが発展するロードマップを定め、全振りして事業を推進していくことを決めました。

  • 生成AIはライブラリやモジュールのように、広く民主化された技術として使われるようになる。この前提ではマーケットに「顧客課題を解決するプロダクトを、社会実装できる人材」が不足する。

  • 2023 年はマーケットがリテラシーをあげる年。「知る・使う・事業に活かす」の 3 つがキーワード。技術の進化が速い初期では他社支援を行うことが歴史を振り返った時の絶対的な勝ち筋。プロダクトで戦うことは避けて着実に PL をつくる。

  • 2024 年には安定したプロダクトとしての展開ができるはず。 2023 年で他社支援で収益の柱を立てて、その原資を持って生成 AI のその他の勝ち筋マーケットを見定めて、プロダクトドリブンなグロースを目指す

この見通しは ところは大きく外れていなかったかなと思っています。2023 年でしっかりと開発パートナーとしての事業の柱も立ってきていて、プロダクトを仕込む準備もできてきてると感じます。


これから

生成 AI × プロダクト領域にフルベットして、豊かな暮らしづくりをたくさん行っていきます。他社様と組んでやることもあれば、自社プロダクトを展開してやることも。プロダクトというアプローチであることにはこだわっていますが、その他はあんまりこだわっていません。

プロダクトというアプローチにこだわっている理由は、プロダクトのような 1 : N のコミュニケーションが出来るシステムを社会に導入しないと、人口減少社会での国際競争力の維持が出来ないからです。

労働集約的なコンサルや海外製品の販売にももちろん価値はありますが、10 年単位のスパンで物事を考えると、持続しないモデルなんじゃないかなと感じています。プロダクトによる 1 : N の社会課題解決抜きでは、日本は衰退の一途をたどるのではと。

そういった理由でプロダクトに大きな期待を添えていますが、単純にプロダクトっていうアプローチが好きなんだろうなとも思ってます。好きだからこそ信じられるし、ブレないんでいられるんだろうなぁと。

全然余談ですが、中長期では「画像・動画等のマルチモーダル」と「生成 AI ネイティブなプラットフォームやデバイスの登場」と「AIエージェント」の技術発展に張っています。画像は 2024 年中にギリ実用化・動画は 2025 年・エージェントは 2027 年だとざっくり予想しています。5 年くらいは話題や勉強に事欠かない人生が送れそうです。

We Are Hiring!! 

生成 AI 面白いし、わたしたちの暮らしを長期でみても何倍も豊かにしてくれる技術だと思っています。

そこのプロダクト人材のあなた!興味あればカジュアル面談から是非お話させてください!

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お酒と映画と読書が大好きで夜も眠れません。たくさん働きます。 プロダクトマネージャー ← 受託開発会社代表(コーディング/セールス/PM)。 fintech / プロダクト / 映画の呟きが多め。 ストーリーあるものが好き。