50 : 50 のアサイン
社会課題を山ほど解決する偉大な会社であり続けるためには、事業はもちろん、メンバーが成長する環境を組織にインストールする必要がある。
人が最も成長するタイミングは、超えられるか分からないハードルを、自らの意思決定と推進により乗り越えた時だ。
DeNA の南場さんは、最も大事にしているというアサインとして、「出来るかできないか 50 : 50 の仕事を任せ続ける」ことをあげている。
真に社会インパクトのある会社であり続けるためには、この思想を組織に取り入れることが必須だと考えている。
もちろん 50 : 50 しか成功しないならば、半分の確率で個人としては失敗することを前提にしている。個人としての死なない失敗は、山程すればいい。失敗の度に信頼を再度勝ち取り、また何度も失敗すればいい。その方が成長は早い。
当事者が熱い想いでビジョンを語り、周りを巻き込んで必死で取り組む。そうすればアサイン時は 50 : 50 でも、こなしていくうちに成長をして、終了時には 7 割成功できるような人材へと生まれ変わってる。
ただ、当たり前だが、プロジェクト自体が 50% で失敗していてはビジネスとして持続的ではない。なのでこの 50 : 50 のアサインを組織全体で行う限り、相互に支え合うことが必要になる。成功のために支え合う文化が必要だ。
そうして、 1 人 1 人が成長を貪欲に求めていく組織は強い。学習できる組織だし、何か壁が産まれても、皆で喧々諤々議論をしながら乗り越えていけるだろう。 そうやって皆で目線を 1 つに、高い壁を乗り越え続けることで、組織は強くなる。
お酒と映画と読書が大好きで夜も眠れません。たくさん働きます。 プロダクトマネージャー ← 受託開発会社代表(コーディング/セールス/PM)。 fintech / プロダクト / 映画の呟きが多め。 ストーリーあるものが好き。