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PM経験浅いけどPM組織マネジメントする事になりました ~組織で強くなるために~
地味PM Advent Calendar 2022 の20日目のエントリーになります!
PMとしてのAdvent Calenderは初です!せっかくなのでと勢いだけで参加しました!
間に合うかな・・・と不安になりましたがなんとか間に合いました。
はじめに
はじめまして!もしくはこんにちは!
ディップ株式会社DX事業本部でtoBプロダクトのPMやってるTokumoto(@kahkinkin)と申します。
約4年半ほど前にディップにJoinしまして、下記のようなだいぶ濃密な経験をさせてもらいました。
PjM2年
PM2年
↑を兼任しながらPM組織(プロダクトマネジメント課)の組織マネジメント1.5年
組織マネジメント自体初めて対応したのですが、正直私に何ができるんだろうと頭を悩ませていました。
(最初5人だったのに気づいたら10人以上の大所帯になってましたし・・・)
そんな「PM経験も浅い私がPM組織を持ってる中でやってきた地味な組織内活動」を今回書かせていただこうと思います!
「組織」だけども個々で活動するメンバー
DX事業本部では複数のプロダクトを提供しており
ニーズを元にプロダクトの価値を考え、開発部分に責任を持つ「PM(プロダクトマネージャー)」
と
顧客との対話やニーズの収集・売り方を考え、ビジネス部分に責任を持つ「PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)」
を必ず一人ずつは担当としてつけ、双方が協力してプロダクトのグロースを担ってく体制を取っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1671419946605-4b1nMuWEna.png?width=1200)
PMは基本的に「担当プロダクトのグロース」にコミットすることが役割になるのですが、
その役割故に組織という体は取りつつも組織外の方と業務にあたっていくことが多い現状が有りました。
「もったいなくね・・・・?」
せっかく同じ役割のメンバーが集まっているのに定期的な報告のみで後は各自で!なんてもったいない・・・。
と感じた私は横のつながりを強化し組織としてみんなで成長していけるような流れを作っていけないかなと画策し始めました。
何をするべきか考えよう
私の目指す組織は「心理的安全性が高く、お互いにいつでも意見が出し合えみんなで成長できる組織」かなと思いました。
これを踏まえてやるべきことを考え
お互いのことを知る。
意見を出し合っていいという空気感を作る。
みんなで協力する雰囲気を作る。
この3つを実現していこう!と心に決めて動きました。
早速行動
よーっしゃ、行動だー!
1. まずは相互理解から
相互理解のために、Managment3.0の記事を参考にパーソナルマップを使ってお互いの興味とかを深堀りする時間を用意してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1671439939293-Z0nhZeRr3y.png?width=1200)
気になったことを付箋で貼ってもらう形で進めたのですが、これが思いの外盛り上がり、これ以降メンバー間での雑談が増えていてよかったなと。
2. 「ぎろんのじかん(仮)」始動
お互いのこと少し知れたね!
じゃあ次は気軽に意見できる空気感を作ろう!
意見できる空気感を作るために、まずは意見する癖をみんなでつけていこう!
ということで「一つテーマを用意し、議論する場」として「ぎろんのじかん(仮)」という場を隔週で設けてみました。
(名前は永遠に仮のままです。)
テーマはメンバーから募集をしつつ、みんなの関心がありそうなものをチョイスして議論しました。(下記は一例)
開発優先順位の決め方
内部・外部との心理的安全性の保ち方
SNSの関わり方
![](https://assets.st-note.com/img/1671420261617-WkCULebpP6.png?width=1200)
ぎろんのじかん(仮)を3〜4回やったあたりからSlack上で相談を投げると意見を挟んでくれる人がちらほら出始めました。
3. 組織横断活動スタート
意見しあえる空気感はでき始めたね!
じゃあ今度はみんなで協力する雰囲気を作ろう!
「組織はみんなで作っていったほうが楽しいと思うんだ!!!」という話をしつつ、組織として取り組むべき課題を定義して下記のようなチームに別れて協力して取り組んでもらうことに。
組織改善チーム:組織内のスキル向上、ナレッジ共有
外部活動チーム:組織外への広報活動
仕組み化チーム:DX事業本部内でもともと動いていた仕組み化活動への参加
コミュニケーションの活性化もそうですが、お互いが何を知っているのか・やったことあるのかを知れる場にもできればと思い、できる限り普段コミュニケーションがあまり取れないメンバー同士を同じチームにするなど画策しました。
自身のメインミッションの傍らではあるものの、実施開始してから3ヶ月くらいで、
組織改善チームでは岡田さんの記事を参考にPM SkillChart HEXによるスキルの可視化と成長のためのグループワーク企画・実行。
外部活動チームでは「こんな情報があったら嬉しいよね」を元にDX事業本部noteの活性化とTwitterでの活動開始。
仕組み化チームではビジネスサイドも巻き込んでの要望収集の活性化とその後の流れをSlackワークフローなどを用いての簡略化。
期待していた以上の成果を上げてくれたかなと思います。
みんな精力的かつ協力的に活動できる人たちばかりで、いいメンバーたちに恵まれたなとずっと思っていましたが改めて実感した瞬間でした。
色々やってきて今現在・・・・。
プロダクトマネジメント課として取り組みを行ってきました約1年間。
そんな2022年9月・・・・
プロダクトマネジメント課 解散!!!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1671417785213-eU4c0Ad6je.png)
(ちなみPMがいなくなったわけではなく、組織全体で見たときにプロダクト毎の組織に変えようとなっただけですw)
今となっては各組織に散り散りにはなりましたが、その中でも困ったことがあったら協力を求めたり、他の意見が聞きたいときにはPM同士のチャンネル内で投げかけて、それに対する意見が周りから得られたりとやってきたことは良い方向に根付いたなと感じています。
まとめ
せっかく「組織」として動いているんだから個々の成長がみんなの成長につながっていければいいなと思い、組織マネジメント経験もうっす〜い私が色々と試してみたことを共有させてもらいました。
中途の方も新卒の方も入り乱れていた組織でしたが、様々なバックボーンを持っている方も多く皆さん議論させていただいて私自身もたくさんの学びがあったので、メンバーのみんなにとってもきっと良い場になったのではないかなと思っています。
(今度聞いてみよ。)
コミュニケーションメインの施策が多かったですが、その普段からのコミュニケーションが若手メンバー含めた成長につながると思うので、
もっと雑談ウェルカムな雰囲気にしていきたいなと。
そんな雰囲気を作っていけるようなPMに私はなりたいです。
(がんばります。)