初めて自分で企画した実家のイベント「嘉平豆腐祭り」
時は大学生時代にさかのぼり、大学2回生が終わる3月。
実家嘉平豆腐店で、初めての豆腐祭りを開催した。
自分発信で開催したイベントとしては初めてで、学ぶことも多かったこのイベントについて、今日は書いていこうと思う。
ふと寝る前に思い立った、豆腐祭りの案
大学に入って、豆腐業界にどっぷりつかり始めたのが大学2回生の頃から。
大学の学部生の時代というのは自分で特にやることを見つけないと暇で暇でしょうがなく、僕はちょうど実家が豆腐屋で将来的に戻ろうと決めていたので、
2012年の豆腐フェアしかり、全国各地で開催されている豆腐祭りしかり、全国で開催されているイベントには頻繁に顔を出していた。
豆腐の業界だけでもイベントごとってすごく頻繁に開催されていて、活気のある業界だなあと感じていた。活気のある地域は、その地域の豆腐屋さん同士が仲良くて、僕のような新参者でも快く歓迎してくれる。そんな豆腐屋さんの知り合いがどんどん増えていった。
そんな時に、ふと、新潟の自分の実家のことを振り返ってみたときに、地域で頻繁にイベントが開催されることとか、イベントを開催するような元気な企業って、すごく少ないなあと感じた。
嘉平豆腐店のある旧吉田町商店街も、当時からすでにシャッター街になりつつあったし、何か地域を盛り上げられるようなイベントをやったら変わるんじゃないかと、寝る前に思い立ったことを覚えている。「俺が何かしなきゃ!」みたいな変な焦りも、ちょっとあったのかもしれない。
当日の様子
「豆腐祭りイベントやりたい!」と一言で言っても、自分は京都にいるし、準備を色々と進めるのは家族になるので、まずは一度両親に相談してみた。
僕の両親は現実的な半面、リスクのないことに対してはあまり否定もしないので、「嘉人がやりたいならいいんじゃない?」と言ってくれて、3月に開催することになった。
そこからは、当日のイベントの内容を決めて、必要な備品をそろえて、チラシを作って告知して、、と、準備を進めていった。(というより、家族みんなが準備を進めてくれた。)
当日は、寄せたてのおぼろ豆腐を無料で振舞ったり、手作り豆腐の教室を開催したりして、来てくれた人に良かったと思ってもらえるような設計にして、帰りにお土産で買って帰りたいという人に、豆腐の商品をご案内するという設計にした。
最大で15人を同時にご案内できるように、高校時代の友達にヘルプで来てもらったり、当時豆腐業界で知り合って今でもすごくお世話になっている、埼玉の機械屋さんの阿部さんもわざわざ来てくれた。イベントには、近くの老人ホームで生活している人たちや、子供連れのご家族など、いつも近くに住んでいる人たちがたくさん来場してくれて、豆腐作り教室も、参加者してくれた人たちはみんな美味しそうに豆腐を食べてくれた。(せっかくだから持ち帰りたい!と言っていた子もいた。)
振り返ってみると
収支は、トータルで見ると赤字で、初回だったからこそかかるコストもあった。豆腐祭りの看板とかがコスト面では大きかった。
ただ、お土産で豆腐を買ってくれた人も多く、お店でも買えるということを知らない人もちらほらいたので、豆腐を知ってもらえるという効果はあったと思う。
元々の目的だった、「地域を活性化させること」は、この一回の豆腐祭りでは効果を判断することはできないが、この日僕らが開催した豆腐祭りは、自社イベントの起点になっていると思っている。
最近は、工場の祭典などで工場見学に来る人が毎年いるので、お店に来た人にどういうコンテンツを提供したら喜んでもらえるか、どういう導線にしたらうまく回るか、などを毎年考えている。
豆腐祭り、やっぱり楽しかったので、ゆくゆく自分がフルコミットできるようになったら、毎年開催にしたいと思っている。
(16週目おわり)
p.s.
6月の仮説検証:「自社ECサイトをホームページにつけたら反応はどうなるか??」
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そろそろ機能改修に向けて動きます!
お盆までにはちゃんと期間選択できるようにしたい。
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