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その言葉が入るだけで位置関係が分かるという…!*ハワイ語の文法*mai/aku/aʻe /iho

今回もハワイ語の文法noteです。「方向を表現するハワイ語」です。

*Nā Hunekuhi(フネクヒ:方向を表現するハワイ語)*

・Hunekuhi (mai / aku / aʻe / iho)は、英語で言えば、方向を示す言葉です。

・Hunekuhi (mai / aku / aʻe / iho)は、形容詞と動詞の、すぐ後に置きます。

・Hunekuhi (mai / aku / aʻe / iho)は、その形容詞や動詞に、より固有の意味をもたせます。

Hunekuhi (mai / aku / aʻe / iho) are called directional in English. These hunekuhi come directry after the ʻaʻano, hamani, or hehele. These directional give the ʻaʻano, hamani, and hehele a more specific meaning.

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【写真:ピンク・ピルボックス(ハイキング)に登ったときの景色】

*種類と意味*

・mai(マイ):話し手に向かっている様子を表現する(towards the speaker)

・aku(アク):話し手から遠ざかる様子を表現する(away from the speaker)

・aʻe(ア・エ):上に向かう様子(up)

・iho(イホ):下に向かう様子(down)

*例*

例えば、「hele(発音:ヘレ)」は、「行く/来る/歩く(to go, come, walk)」などの意味の動詞です。

そこに、各Hunekuhi (mai / aku / aʻe / iho)をくっつけると、その動詞が表現する意味が、少しずつ変わってきます。

hele mai:話し手に向かって来る様子(to come)

hele aku:話し手から遠ざかって行く様子(to go, go away)

hele aʻe:上に上がって行く/飛ぶ/ジャンプする様子(go up, to fly, to jump)

hele iho:下に下がって行く/来る/歩く様子(to go down, to come down)

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【写真:ピンク・ピルボックス頂上の、岩の上に登って行った私】

おまけの話

mai(マイ):話し手に向かっている様子を表現する(towards the speaker)/aku(アク):話し手から遠ざかる様子を表現する(away from the speaker)/aʻe(ア・エ):上に向かう様子(up)/iho(イホ):下に向かう様子(down)…には、それぞれ日本語・英語に訳すことができるけど、ハワイ語のイメージでは、わざわざ訳さなくてもいい(?!)そうです!

この文法/ハワイ語の表現をクラスで習ったとき、「訳してもいいし、訳さなくてもいい」と先生に言われて、不思議な感じがしました。

でも、それも「ハワイ語が、もともとは文字を持たない言語だった」ということと関係があるのかも?と思ったりします。

たとえば、

Hele mai ʻoe i ka hale.(ヘレ マイ ッオエ イ カ ハレ:あなたは、その家に来ます。You come to the house.)

…という言葉に「mai(マイ):話し手に向かっている様子を表現する」が動詞の直後に置かれているので、「あなた」は「私が今いる(話してなので)」、「その家に向かって来る」ということが、表現されています。

この言葉の話し手である「私」が、どこに居るのか明かされていないけど、「私」が「その家」に居ることが、聞き手には分かるのです。

ハワイ語、おもしろい!

これが、

Hele ʻoe i ka hale.(ヘレ ッオエ イ カ ハレ:あなたは、その家に来ます。You come to the house.)

…だと、英語と日本語は、最初の例文と同じです。

でも、この文章からは、話し手である「私」は、その家に居るとは限らないことになります。

(私は、そう解釈している!違っていたら、ごめんなさい。)

おしまい!A hui hou! See you!

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【写真:空に登っていく虹!】

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kahale uchi
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