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【京都ライター塾9期レポ】第6回新規仕事を得るために

全6回からなる京都ライター塾の最終回が終わった。終わってしまった。
最後の講座は「新規仕事を得るために」

ライターをすると決めれたとしても、そもそもどうやって仕事をやっていくのだろうという漠然とした不安がつきまとっていた。
けれどもそれについても教えてもらえるという安心感が、このライター塾にはあった。

このライター塾では、書くことにまつわる多くのことを学んできた。
その中で大切なことは、書き続けること。
やはり書くことが道を切り拓いていくのだと思った。
どれだけ学んでも基本は変わらない。基本をおろそかにしてはいけない。
基本をベースに技術を身に着け実践していくことで、その基本の地盤が固まっていくのだと思った。

書くことで仕事を得るということは、その延長線上にしかないのだと思う。

書くことは、自分を知ることであり、自分を知ってもらうことだ。
自分は何者で、何に興味があって、何が好きなのか。
恥ずかしがらず、さらけ出すこと。
(この壁はもうこのライター塾で、ある程度突破させてもらった)
仕事を依頼してもらうためにも、仕事を獲得するためにも大切なこと。
どんな人かわからない見ず知らずの相手に仕事を頼むことは、相手にとっても勇気がいることだ。
この人に頼んでみたいな、そんな風に思ってもらえる人であること。
別に自分をよく見せようとするのではなく、書くことを通して、そう感じてもらえるような準備をしておきたいと思う。

そこで有効なのが、ブログ記事を書いておくこと。それが自分のプロフィールになり、実績ともなり得る。仕事を依頼したいなと思ってもらえるチャンスに繋がる。
実際ブログを見た人から依頼がくることがあるのだという。

また自分が書きたいテーマの記事を先にブログもしくは公式サイトに書いておく。
望みは予告とでもいうように、先に書きたいことを書いておくと、理想とする記事を書くことができるかもしれない。そんな未来を創想像して、日々書いていく。続けていく。
(今まさに自分に向けて言い聞かすように書いている。)

また誰かからの紹介も意外と多く、仕事に繋がりやすいとのこと。
今回紹介とは少し違うかもしれないが、ライター塾主催の江角悠子さんから、インタビューのお仕を事しませんか?というお誘いが、塾生が見れるFacebookページであった。
人の話を聴くことが好きで、その人が何を考えてどのように行動したのか。その人の人生に想いを馳せることが好きで、インタビューができるようになりたいと思っていたので、不安もありながらやってみたいと恐る恐る手を挙げた。
勉強中の身であったけど、すばらしい機会をいただくことができた。

もしよかったら書いた記事を読んで頂けたら嬉しいです!

店舗デザインを手掛ける「コトスタイル」さんでリノベーションをされた 「食堂そら 定食とお酒」さんを取材させていただきました。


どんな繋がりで仕事をするチャンスがあるかわからない。そのチャンスを掴めるように日々準備しておきたい。

また書くことと同時に、仕事を獲得する上で、企画書を書くこと、売り込む、これをくり返すことも大切だ。
通らなかったからといって落ち込む必要は全くなく、通らなくて当たり前と思い、めげずに売り込み続ける。
ある編集部ではダメでも他の編集部でOKが出るかもしれない。そしてそれは結構少なくないらしい。そしてその時に大切なのは、私がこれをしたいという想いではなく、その編集部でどういうメリットがあるかを伝えること。
企画書の書き方でも学んだように、あくまで読者目線、編集部目線を忘れてはいけない。

そしてお仕事を獲得できたら、見積もりを出す機会も出てくる。まず考えるべきことは、自分がする作業は何なのか、作業するにはどれくらいの時間がかかるか、時給はどれくらいほしいのか。
今の自分の仕事でいくらお金をいただくのか、考えておく必要がある。
またこちらから提示するだけでなく、先方が金額を提示してくる場合もある。ライター初心者で最初から全てに満足することは難しいかもしれないが、提示された金額を鵜呑みにする必要はなく、例えばリサーチに時間がかかるので、その分の金額の交渉をしてもいい。
特に初心者だと自分の立場を下に見てしまいがちだが、対等な関係性を築いていくべきなのだ。


最後に、ここまで6回のライター講座を受けて思うのは、書くことは自分もまだ気づいていないことに気づかせてくれるということだ。
講座のレポートを書く中でも、自分が学んだことを書いていく中で、こんなことに気づいたのか、と自分自身に発見があったし、書くことで自分に向き合う時間が自ずとできた。
企画のタネにしても、インタビューをするにしても、読者の代わりのつもりで、わたしたちは黒子に徹さなければならない。だがそこには隠しきれない自分がいて、まず自分が知りたいと思うことを知らなければ、読者の知りたいこともわからないと思った。
やはり書くことで自分を知って、そして世界も広がっていくのだと思った。
江角先生の講義を通してそれを体感し、学ぶことは時に激しくもとても満たされた時間だった。

講座を始める3ヶ月前の自分は、今の自分を全くといっていいほど想像できなかった。まだまだだけど、変われつつある自分がいる。
そしてここで出会った先生や受講生の皆さんとの繋がりはこれからの励みになると確信している。

ここからがスタート。


special thanks 
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