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北欧教育について学びたい方へ【ちかちゃんありがとう】

こんばんは!

結局学ぶことが大好きです。本日はゆっくり振り返りのnoteを書こうと思っていましたが、学び欲に負けて2本のYouTubeを見てきました。そしていつも僕が動画を見て学んでいる素敵な“学びの場”を紹介しようと思います。

子どもの幸福度が世界一のオランダのイエナプランを通して「不登校」について考える
https://youtu.be/awY7kdtjyzg

教育先進国スウェーデンとフィンランドの「不登校」への考え方
https://youtu.be/bEIMfe8VtIM

◆ちかちゃん◆

フィンランドの現場の40校以上を見てきたちかちゃんという方がいます。彼の得てきた北欧教育の情報は本当に「すげぇ。」です。日本で一番だと思っています。とてもお忙しい方です。僕は彼の背中を追っかけているところもあります。

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◆インクルーシブ教育について◆

インクルーシブ教育は、“すべての子どもが一人ひとりに合った学びをしている状態”のことです。また、インクルーシブな学校では以下の2点が重要です。

①ちがい(多様性)を歓迎する
②個別のニーズに応え、学習を促進する

①ちがい(多様性)を歓迎する

というのは、いろんな色を持つ人を同じ色に変えるのではなく、いろんな色を持つ人がそのままでいられる、そしてそのままで学びの場が保障されているということです。

フィンランドの小中学校の不登校率は
何%か知っていますか?

日本では10%程度だというデータがあるそうですが、フィンランドでは1%未満だという文献もあるそうです。(どちらも動画内紹介)

ちかちゃんがフィンランドで勉強したいと思うようになったのは、ここのデータへの関心が大きかったそうです。

②個別のニーズに応え、学習を促進する

フィンランドの実際の現場の教室では“アシスタントがいる=2人は教室にいることが多い”ということや、スウェーデンでも“子ども20人に対して学生やサポートの大人が5、6人いることがある”という現地での体験を聞いて改めて驚きました。

教室自体が日本のように画一的なものではなく、本当にいろんな形があります。写真を見てみても一人ひとりに合わせた環境整備に対する意識が強いということを感じました。

また、インクルーシブはもちろん大切ですが、それだけでは学びの多様性は担保されていません。一人ひとりのニーズに合わせてインクルーシブではない分けた形、特別支援や一斉授業の形も存在しているということが分かりました。

“自立した学習者”を育てるためにどんな支援をどんな形でするのか。言い換えたら、どこまでをサポートしてどこからサポートしないのかを一人ひとりのニーズに合わせて行っていけると良いですよね。それは普通の学校で、教室の中でできることももちろんありますが、限界があります。

限界があるから支援者を増やす仕組みが必要なのだと。。。

日本において、インクルーシブ教育に対して予算が降りる仕組みにするためにはどうしていったらいいのか。エビデンスに基づいた予算が通る事例ができたら良いですね。そのために自分は何ができるのだろう。(このちかちゃんの活動の認知はその一つですね!)

紹介した動画のイベントに関する情報はちかちゃんの運営するオープンチャットで流れてくるので、興味のある方は僕にご連絡ください。またYouTubeチャンネルも見てみてください。

今日はこの辺で終わりにします!

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<プロフィール>
筑波大学体育専門学群4年。体育・スポーツ経営学を専攻し春から大学院へ進学。大学の授業を通して部活動や不登校など社会的な課題から「地域づくり」に関心を抱き2020年9月にmulti-Regionを立ち上げ、中高大の15名で運営中。多様性・居場所・選択肢をテーマに「今できること」にフォーカスした活動をしている。小学校および中高の保健体育教員免許取得中。学習サポーター、学童支援員、家庭教師として働く。その他Teacher Aide茨城支部長、読書会、イベント等行っている。春よりオンライン家庭教師開業予定。
かぐやが日々の学びや考えていることを投稿したりzoom会を開いたりしているコミュニティ
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