瞑想の旅〜スリランカのお寺での時間〜
2023年11月21日から2023年12月20日までの30日間。
瞑想の旅、スリランカに行ってきました。
その前に・・・。
何年か前から、瞑想は時々していました。
瞑想といっても、いろんな種類の瞑想がありますが、
「ヴィパッサナ瞑想」という一番ベーシックな瞑想です。
瞑想というのは不思議で、
2022年夏に、胆嚢を切除しました。
胆嚢に異常があることがわかってから、胆嚢に意識を向けて瞑想をしていた時がありました。
何日も何日も、胆嚢に意識を向けて瞑想をしていました。
ある時、胆嚢から、堰を切ったように勢いよく灰色のものが溢れ出してきました。
(勿論、エネルギー的に起きただけで、実際に胆嚢が破裂したりはしていません。)
その灰色の正体は、私が今まで溜め込んだものでした。
「グッと堪えるような出来事があった時」、胆嚢にその事をしまいました。
「怒りに震えそうな時」、胆嚢にその怒りをしまいました。
誰かのお話しを親身に聞いて、その悲しみを胆嚢にしまいました。
そんな風にして、胆嚢には私が仕舞い込んだものがぎゅっと詰まっていたのです。
「水に流す」のではなく、「胆嚢に仕舞い込むことで」
いろんな物事を消化しているつもりでいたのです。
溜め込んだものが、ぶわぁ〜〜と溢れる瞬間は、
アラジンの魔法のランプで煙が出てくるような、勢いよく出てきました。
自分の臓器を犠牲にして、自分自身を守っていたのですよね。
それを身をもって体感した時に、置き去りにしていた自分を迎えに行けた気がしました。
結果的に、胆嚢は切除したのですが、
この時に、「瞑想ってすごい」と体感したんですよね。
毎朝、6時から7時まで。
冬のまだ夜明け前の時間、自転車で瞑想を指導くださった先生のところまで通っていました。
朝1時間の瞑想を1ヶ月間続けていた時に起きた出来事でした。
先生がスリランカに帰ってしまうまでの時間でしたが、自転車で通えるようにということなのか、瞑想に通っていた時間帯は雨が降らなかったんです。
瞑想をするために用意されたような時間でした。
そして、今、周りに瞑想をしに周りにスリランカへ旅する人が増え、私にとっても身近な場所になってきました。
ふと、2023年の春頃からだったかなぁ、
「今年はスリランカへ行こう」と思い立ったのです。
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