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浜松の堀谷荒鎺(あらはばき)神社⛩️〜洞窟訪問記

さて、今回の目的は
TOLAND VLOGの東北編でチラッと出てきた浜松にあるアラハバキ神社⛩️

あまりこの地域でアラハバキの名前は聞かないので、近くで仕事があった時に向かってみました。


『アラハバキ神社⛩️

堀谷荒鎺(あらはばき)神社へ。
浜北森林アスレチックを通り向かいました。

ちょっとひやっとしますが、思ったより道は整備されており、スムーズに到着。
途中ギリギリの支柱の間を通るのだけ怖かったです😅
(森林公園の関係の支柱かと)普通車なら通れます、と書いてありますなんとか通り抜けました。

きっと296号線から行けば、道幅は広めです。

山道とはいえ、車一台ギリギリの道路の箇所はそんなになかったのでホッと一安心。

神社の向かいに車を置くスペース(らしき空間)があったのでそちらに止めて参拝しました。

アラハバキ神社
奥に磐座が見えます。
荒鎺(あらはばき)山と書かれてます

マップのコメントで「山じゃないじゃん!」みたいなのがありましたが、後でやっぱり山だと認識します。それは後ほど。

たまたま先客がおり、その方達と山を見上げながら古代を想って語らいました。
昔はこの辺りまでバスが通っていたんだよーとか、隣の石碑に書かれている「陸軍歩兵氏原」さんは校長先生の関係者かね?なんて話し。(どこの校長かは知りません)

写真は撮り忘れましたが、向かいにも見上げるほどの大きな岩山があり、以前は道を挟んでこの二つの大岩にまたがって縄が掛けられていたようですね。

アラハバキ大神の文字が刻まれてます

岩の前にアラハバキの名を記した石があり、お供え物が置かれていました。

横から見たところゴツゴツとした岩の上に木。
下に何故か陸軍歩兵さんの石碑
神社の右から見たところ。
岩山の大きさがわかるだろうか?
小さなお稲荷さんがふもとに。

肌がぞわぞわする、鳥肌が立つ感覚。
出雲系、東北の神がここに祀られている意味を思います。

これは行かねば笑

そして神社の入り口にこんな紙が。
時間もあるのでちょっと行ってみましょう。

この洞穴が気になります。

で、六所神社→徳泉寺→洞穴の旅にれっつごー。

六所神社⛩️
六所神社へは、車で。
細い道にビビり、マップを見ながら神社へ行くだろう道の入り口に車止めて歩いて行くと、奥にはちゃんと広い駐車スペースありました。

立派な御神木があったので写真はそれだけ笑

六所神社にある御神木
すごい迫力。不思議な形

徳泉寺

車で行けるのかと、やっぱりビビりまくりながら、徳泉寺へ。
Googleマップが示す寺の近くと思われる場所へ来た時に、車を置けるスペースがあったので、きっと寺の駐車スペースだ!と置かせてもらい、歩いて寺へ。ここで降りて正解でした。(多分寺用のスペースと思われる)

駐車スペースから向かいの道を歩き、途中にある横幅1mもない細い登り坂を登ると、石垣に囲まれた寺がふいと現れる。
マップにはこの登り坂が描かれていないので、悩んだ悩んだ。

寺の石垣

寺にはついたものの、人気はなく。木喰上人の像とやらだけみられるかな?と階段を登る。

階段を登って左手にありました。
格子の中なのでちょっと見づらいですが。

木喰上人作十王像
これを1ヶ月で彫ったっていうのがすごい

木造十王坐像・木造葬頭河婆半跏像
木喰五行作
もくぞうじゅうおうざぞう・もくぞうそうずがばあはんかぞう
(浜松市浜名区堀谷、徳泉寺)
昭和45年12月23日、市指定有形文化財(彫刻)

浜松市ホームページから引用

さっきの看板に国指定文化財と書いてあったけど、市の文化財ですね。

木喰上人作十王像の由来

堀田洞穴
十王像を堪能したので、洞穴へ。
マップを見ると、寺から歩いて4分とあるので車はそのままで歩くことに。

のんびり水の流れる横を歩いて数分。
分岐を左の細い道へ。
しかしどこまで行っても洞穴がない。
あれ?と思いながら行ったり来たり。

それにしても、この川が流れてるあたりに見える岩が、さっきのアラハバキ神社と同じように見える。
もしかしたらこの辺り一帯が「アラハバキ山」なのかもなーなんて思いつつ歩く。

しかし洞穴が見つからない。

一部崩れてたので、この下に埋もれたのか?と思って一度戻る方へ歩いていたら、向こうから小学生が2人歩いてきた。
おお、神の助け!!

私「こんにちはー!」
小学生「こんにちは!」
「ねえ、洞窟知らない?」
「ここ!!」

と小学生2人が迷わず指さしたのは上!!
え、上???

見えるかな?洞窟


目をそちらに向けると、大きな洞窟がズンとそびえてました。
視線を下に戻してよく見ると草むらの中に入り口の目印がある。すっかり見落としてました。

左の白い棒が洞窟入り口の目印。
まったく気づかなかった。
この手前に車は止めれます。


『ありがとう!!」
神の使いやーと心の中で泣きながら感謝を述べて、いざ洞窟へ。

洞穴は鍾乳洞でした。
そして、わ!ここに呼ばれたのか!と思いました。
でもちょっと怖い……。

ザ、鍾乳洞!
入り口に神さま置かれてます。
石灰岩のおかげで貝殻や動物の骨などが状態よく残っているそう。どこかで見られるかな。平安時代までって、続縄文期じゃない??


アラハバキ神社は、神聖な場所を守る結界だったのかもしれません。

縄文時代に興味がある方、アラハバキ神社に寄った際は、鍾乳洞ものぞいてみては。

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