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カルチャーフィットの就活
最近コーラの美味しさに目覚め、脱アルコールを始めているぶた野郎です。
今日LinkedInを開いたら、エントリー開始の案内が出ていて「就活解禁なんだなー」と人並みに感じました。
テンプレで初めて読んだ方にもお伝えすると、私は発達障害・不安障害持ちで今は大学院を中退してアメリカ系企業の管理部門で働いています。社会人歴はすでに3年を超えました。
大学受験は偏差値という一定の指標の下、どの分野が好きか、地元にいるかなど、ある意味正解が見えやすかったのですが、就職活動は偏差値なんかそういうのもなく、ただ何がいいか分からずさまよっていました。
そんな中で今年は「カルチャーフィット」を軸に就活をまた考えていきたいと思います。
カルチャーフィット=企業文化に合うかどうか
読んで字の如くです。大学に校風があるように、企業にはそれぞれ文化があります。ネットでささやかれているまことしやかな情報にもあれば、実際に企業がそれをアピールしているケースもあります。
この場合の「文化」は「価値観」にも置き換えられることができ、すなわち「企業が何を大事にしているのか」ということです。
就活は「軸」という形で「何を大事にしていたか」ということを調べますが、同時に企業も「何を大事にするか」ということもそれぞれあります。
なので、その価値観が合う企業に入れればハッピーと単純に考えられます。
多層的な文化
ただ私も苦労したのですが、同じ集団に属している人が、同じことを考えているわけがなかったです。
企業がいくら「これを大事にします」と公に言っても、現場レベルでは真逆のことが起きているということは多々あります。
企業自体が言ったことと、真逆のことをすることもあります。
この間研修で勉強したのが、「文化」には様々な階層があり、個人、家族、集団、国家、民族などカテゴライズがあるということです。
つまり一つの集団に見えていても、その中は様々なカテゴリーの集合体であったりします。
当たり前といえば当たり前のことですが、企業に入って改めて感じました。
文化に対して順応すること
カルチャーフィットに関して思ったのが、企業で育つこともあるということです。
私が今働いている会社でしていること、仕事の進め方をセミナーなどで他の会社の人に話すと、やはりかなり違っています。
仕事の進め方に決まったルールはなく(仕事本を読むとかなりバラバラなことが書いています笑)、どの文化が正しいとかはないのです。(これを文化相対主義というのかもしれません)
その中で「こういうやり方、文化もあるよね」と受け入れることができる方が今回のテーマの「カルチャーフィット」しやすい方だと思います。
(もちろんハラスメントなど法律、コンプラに違反しているものは許してはなりません)
それでも文化を見ること
「人事の人は人当たりがいいので人事だけをみて入社してはいけない」というアドバイスがありました。
それはある意味正解ですが、人事の人以外にも当てはまるのかと思います。つまり限られた社員を知るだけでは、企業のことを知ることができない。
ただ、全部の社員に会うことはできないので、その企業を代表している「文化」を見ることは大事かと思いました。
「社訓」や「事業内容」、「株主」など四季報に載っている情報を見るだけでも文化を類推することはできます。
まとめ
私が戻れるなら、
・様々な業界を見て「どんな会社だろう、どんな道を歩んできて何をしたいのだろう」と考えること
・異なった文化(企業文化)に対しての許容度を高めていくこと(生活の中で様々な人と繋がる)
を大事にして就活していきたいと思います。
あと、お祈りに負けないメンタルとガス抜きですね。
もちろんこれも私の文化の一つなので、参考にしてもしなくても、
皆様のご多幸をお祈りいたします。
神楽坂養豚場