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新規プロダクトのブランド"KAGOX"を作り世に送る軌跡 23 ボツ案など①


こんにちはSHIMONです
世界一かっこいいカゴをデザインし販売をしています


KAGOXは販売になりましたが、その前に販売にあたって使わなかったものやボツ案もめちゃくちゃたくさんありました!
その話も少ししようと思います。

一応作ったタグ

ロゴをかっこよくできたので、付属するアクセサリーに使用しようと布製のタグを作りました。

本当は後述する肩掛けのショルダーベルトなどに使ったり考えていましたが使う予定は今のところなし。

右のタグはその後Tシャツに使いましたが、ちょっと勿体無いので違う使い方を考えます。
ともあれ
かっこいいので今後の製品に使っていこうと思います。

続いて色のバリエーション編です!
ここまで見ていてなんで黒しか出さないんだ?と思う人は多数でしょう。実は理由があります。

色バリエーション金黒
色バリエーション白
色バリエーション黒白
色バリエーション金

これらの色バリエーションは金型からのプラスチック自体に色をつけたものではなく、塗装になります。
自分も最初は、素材・色は色々なバリエーションが欲しいと思っていました。このご時世ですのでSDGs的な発想でプラスチックも再生可能なもので作りたい。リサイクルできる素材では出来ないか?と相談しました。
が、しかし現実的には難しいとのこと。

というのもまずは中国で作っているのも理由ではありますが・・。
まず今回KAGOXの素材はポリプロピレンです。
ポリプロピレンは安価で耐薬品性に優れ、リサイクルしやすいという特徴があり、燃やしても有毒ガスを発生しないという 環境に優しい性質も持っています。射出成形にも向いている素材で加工しやすいことも知られています。

慣れ親しんだ一番使いやすい素材ともいえます。再生可能なプラスチックはポリプロピレンと比べ高価で、使い慣れていない素材のためにカゴを作るために色々な試みで商品化を目指さねばなりません。中国という遠い地で、言葉もうまく通じない状態では易々とはいかないでしょう。
個人でブランドを作っている以上、コストが一番の問題点です。
そのため現状難しいと判断しました。そのうちKAGOXが売れて開発コストをかけれる様になった時には再検討したいと思います。

色に関してですが、基本的に高級品であれば一つの金型で使用するのは一色らしいです。どうしても同じ金型で色を切り替えると色が混ざってしまうらしく、100均のカゴであれば気にならないでしょうが、自分としてもブランドとしてきちんとした商品を作りたいという思いがあったのでまずは一金型一色から始めます。

金型の値段は数百万円と高額なので、もしKAGOXが売れたら色々な色を試したいです(いつになるやら)。
ただし、半透明のスモークという素材は商品化しているので(製造コストは黒より少し高い)そちらは黒とはまた違ってかっこいいので興味ある人はぜひ!

SMOKEのKAGOX ONE
黒とはまた違ってかっこいい
KAGOX BIZのSMOKE

現状限定商品となりますのでお早めに!ただし、まだnoteには載せていないKAGOX BIZのみの展開となります。

あと、余談ではありますが、ロゴクリップは付け替え可能です。
クロックスのアクセサリーの様に好きな様に付けれる状態ではあります。しかしロゴクリップを本体につけると、かなりキツめの設計のためどうしてもロゴクリップをとりはずすとカゴ本体にうっすらと傷がつきます。なのでとりあえず現状のKAGOXはカゴ1つにロゴクリップ前面後面に1つずつという販売方法にしています。当初の予定ではロゴクリップは気分によって色を帰れる様に(ロゴクリップは塗装しているのでなんでも可能)単体で販売も考えていました。

そして考えたのが、ネットで購入する時に簡単なゲームでロゴクリップを獲得できるシステムです。難しいのでやめました・・。
下の様なゲームの画像を作りたかったのですが・・。

兎耳の美女ディーラー
探すとよくあるゲームシーン
美女ディーラー

なんせ20年ほど考えていたので死ぬほど没案はありますので少し続きます。次回も没案の続きになります!

ではまた

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