新規プロダクトのブランド"KAGOX"を作り世に送る軌跡 38 ブランディング について②
こんにちはSHIMONです
世界一かっこいいカゴをデザインし販売をしています
今回もKAGOXのブランディングについて書きたいと思います。
そもそもデザインから会社運営から発送梱包、ブランディングも含めて全てのことを1人でやるのは無理ゲーです。今までKAGOXを作る過程で色々な方々がKAGOXお手伝いしていただきました。
もちろんプロダクトの製作はもちろん会社の作成だったり特許申請や、工場との相談、経理諸々・・。今までKAGOXにおいて関わる人は、KAGOXについて話しを十分して、お金だけの問題ではなく共感していただき手伝ってくれる人達でした。
ブランディングや販売の促進に関しても何人かの人たちが手伝ってくれる機会にも恵まれました。最初、もちろん自分ではブランディングなんて全くわからないので勝手に広めてもらえるの？ラッキーみたいな印象でした。
発信力のある方でプロダクトデザインを作っている方が自身の青山の店舗にも置いていただき宣伝もしていただきましたし、他にも色々な方々がKAGOXを広めようと尽力をしていただける機会をいただきました。
今後の方針に関しても自分の確固たる意思はあるつもりですが、その方向性も含め客観視してもらいより良い方向に行く様にアドバイス等もいただきました。
ただどうしても色々な作戦をたてても、現状ではKAGOXのモノを見てもらい、手に取ってもらわないとなかなか売り上げ自体は伸びないのが現実でした（すみませんネットだけでも売っていける方法はあると思いますが自分の実力ではその様に思ってしまいます。実際見て話を聞いていただいた方は買っていただくことが多かったです）。
今の自分にはブランドイメージを作り上げて、そのインターネット周りを整えること程度しかできていません。今はひたすらアイデアを具現化して商品化していくこと優先になっています。
周りの影響力のある方々に持ち上げてもらい、販売の戦略をいかに考えてもらっても、自分がゴリゴリ売っていくための行動が足りなかったのです（ここが1番大事だった・・・）。
言い訳にはなりますが現在自分には持病があり、体調不良も重なり思う様な動きもできず悔しい思いもしています。もっと色々なことが出来るのに身体がついてこない状況です。
本来であればポップアップストアなど、まず人の目につくようにして手売りでも販売を加速させたいところなんですが・・。
よくインフルエンサーに持ってもらうといいよ！とアドバイスをいただくことがあります。ここに関してはちょっと自分は懐疑的です。最初の頃はある程度色々な人に持ってもらってSNSに出してもらうこともありました。しかしそれが購買に結びつくことはほとんど皆無でした。一回インスタグラムなどに写真を出して持ってますよ！とアピールしてもそれはただ頼まれただけだから、全く愛情がそこに介在していないのが分かるからです。
どちらかと言うとKAGOXのファンになってもらった方が発信してもらったほうが現状反応は良いです。これがもちろん大谷選手が持ったりすれば効果は抜群でしょうが、今のところはある程度のインフルエンサーにもってもらうよりは地道な販売をしていく方針です。
逆に今変な売れ方をしてしまうと一過性にちょっと売れても発送・梱包もままならず、会社としては中途半端になりそうです。ゆえにゆっくりでもファンを増やしながら生産ラインも整えていきたいと今は思っています。
もちろん十分に準備が整って、ある段階になればインフルエンサーや広告も考えていきたいと思ってます。
とにかく自分はカゴが好きで、バッグよりも便利と感じているのでいつでもカゴで生活したいと思っています。その便利さを広め、カッコいいカゴを作りKAGOXがカゴ生活の登竜門となってもらえることが願いです。
もちろん全ての人が同意してもらえるものではないのは重々承知しています。KAGOXのInstagramにもダサい、誰も持たないよ。などのコメントはたまに見受けられます。自分もカゴを街中で持ってる人がいたら、なにそれ？って思うでしょう。全然そう思うのも当然だと思います。だけどその中でカゴの利便性を感じとってもらい、カッコいいカゴの生活を生み出せたら嬉しいです。既存の価値観を変える少しのトリガーになれたら嬉しいです。
この一般には受け入れがたいカゴへの愛がやる気でありモチベーションです。一つ前にも書きましたが
「ブランディングとは、企業や製品、サービスが顧客に対して持つ印象やイメージを形成し、強化するプロセスを指します。具体的には、ロゴ、デザイン、カラー、メッセージ、価値観などを通じて、そのブランドが他と差別化されるようにし、顧客との感情的なつながりを構築することが目的です。ブランディングは、単に見た目のデザインだけでなく、企業のミッションやビジョン、顧客とのコミュニケーションの方法、製品やサービスの品質、一貫した体験を提供することなど、幅広い要素を含んでいます。成功したブランディングは、顧客にブランドの信頼性を感じさせ、競争の激しい市場での差別化を図るのに役立ちます。」
とあります。顧客に対しカゴがどれだけ素敵なモノで、生活における新たな体験の発見を届けられる様にイメージ作りやイベント、ショップなども今後考えていきたいと思います。
今後も体調が良くなり次第ではありますが、カゴに対する価値を見出してくれる方がまた手伝ってくれることもあるでしょう。KAGOXに関わる人を今後増やしていき、KAGOXを広げていくことを命題とします。
ともすればブランディングというざっくりとした曖昧なものを一つ一つのコンテンツに分けて解釈し、KAGOXを作り上げていきたいと思います。