鹿児島のお酒「芋焼酎」
鹿児島といえばサツマイモ。
サツマイモからできたお酒といえば「芋焼酎」
鹿児島県は芋焼酎酒造、消費量が全国一位!
今回は「イモ焼酎」のお話を、歴史から掘り起こしていきたいと思います。
「芋焼酎」の歴史
いつ頃から飲まれているの?
鹿児島に「芋焼酎」が広まったのは江戸時代中期とされており、
それまでは、米焼酎が造られて飲まれていたとされています。
なぜ「芋焼酎」ができたの?
米焼酎がなぜ「芋焼酎」になったのか、これには米不足とサツマイモの栽培に成功したことが深く関わっています。
鹿児島は桜島の火山灰に覆われた台地だっため、米作りには適さずに米不足になることが多々ありました。
そんな中、琉球からサツマイモの苗が流入し生産が拡大したことで、原材料を貴重な米からサツマイモに切り変え「芋焼酎」が世に広がったといわれています。
「芋焼酎」の味
原材料
先ほどからお話しに出ていますが、原材料はサツマイモになります。
国内で獲れるサツマイモは80万トンあり、そのうち約20万トン全体の25%ほどが焼酎の原料となっています。
ちなみに鹿児島県では県内生産量の48%が「芋焼酎」の原材料として消費されています。
サツマイモを原材料とした大衆的なお酒は世界ではとても珍しいです。
特徴
「芋焼酎」の味は商品にもよりますが、柔らかで上品な甘みと独特の香りが特徴とされています。
「芋焼酎」と聞くと、飲みにくい、においがキツイといったイメージを持たれる方もいますが、それは昔のイメージで今では飲みやすい「芋焼酎」もたくさんあります。
もちろんガツンとした味わいの「芋焼酎」も人気ですが、最近ではライチのようなフルーティーな香りがする芋焼酎なども登場しています。
商品によって全く味が違う「芋焼酎」
人によってそれぞれ好みが違うので、芋焼酎好きの人が集まればお酒の席で会話に花が咲くこと間違いなしです!
自分に合う焼酎と巡り合った時は感動します!
今年の冬はご自身に合う焼酎を見つけてみてはいかがでしょうか!
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