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【シリーズ〜鍵の歴史④〜】「古代エジプト錠」は本当に古代エジプトに存在したのか
しかし、#古代エジプト 以降に登場する #錠前 (#神殿錠)は #エジプト錠 よりも使いにくく、#エジプト 錠は #神殿 錠よりもはるかに高度な #仕組み である事から、錠前の #発展 の順序が不自然であると言えます。
なお、#ルクソール の街に住む #エジプト人 の #家 では、現在においてもエジプト錠が使用されていました。
また、古代エジプトの箱には少なくとも錠前は使用されておらず、 #結び目 だけで閉鎖する程度であった事が判明しています。
なお、#ツタンカーメン の墓で奥の #聖堂 に繋がる #ドア には、結び目を粘土で固めて #王印 を押された実物の写真が発見されています。
以上のことから、エジプト錠が古代 #エジプト で使われていたというのは非常に疑わしいと言えます。
つまり、#ボノミ が #発見 したという錠前は古代エジプトよりもっと後のものであり、#カルナック神殿 の #フレスコ画 に描かれていた、という話は誤りの可能性があります。
この為、本来は当サイトにて「#古代エジプト錠」と呼びたいのですが、古代エジプトに本当に存在したのかどうかが疑わしいので、当サイトにおいては「エジプト錠」と呼ぶことにします。