コンストラクションキーシステムとダブルコンストラクションキーシステム〜シリーズ 鍵の用語17〜
・コンストラクションキーシステム
「#コンストラクションキーシステム」とは、#建築物 の #工事期間 中に #部屋 を管理する為に使用した #カギ を、#工事完了 後に #シリンダー交換 をせずに #簡単 な操作で #無効 にし、それ以降は #施主 、または、#入居者 に渡される #新しい鍵 でのみ #開け閉め できる #キーシステム の事です。
なお、工事期間中に使用する #鍵 の事を「#コンストラクションキー」といい、#ピンタンブラー錠 のコンストラクションキーシステムは、#トップピン および #ボトムピン の間にある #ボール の #動き によって実現し、コンストラクションキーを使用中はボールが #内筒 のピン部屋に位置します。
また、#ストックキー を使うとボールが内筒の #専用部屋 に落ち込むことによって、コンストラクションキーを #鍵穴 に #挿入 しても #シアライン が揃わない為、#解錠 することができません。
・ダブルコンストラクションキーシステム
「#ダブルコンストラクションキーシステム」は「コンストラクションキーシステム」を #拡張 したもので、2つのコンストラクションキーによって、#工事 の #管理者 がコンストラクションキーの #合い鍵 を #不正 に #作成 していたとしても、工事終了後は #工事中 に使用していたコンストラクションキーで解錠する事ができません。
なお、ダブルコンストラクションキーシステムで使うコンストラクションキーは、「#1次コンストラクションキー」と「#2次コンストラクションキー」の #2種類 です。
工事中は1次コンストラクションキーで全錠前を操作する事ができますが、工事終了後は #自動的 に1次コンストラクションキーが使用できなくなり、工事終了後から入居までは2次コンストラクションキーにて全錠前を操作する事ができるようになります。
#入居 が決定した部屋については、ストックキーの操作によって、当該の部屋に対して2次コンストラクションキーを使う事ができなくなります。