kageyamamodel1

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最近の記事

大学生への食糧支援で暗澹たる気持ちになった。

仕送りなどが滞り困窮した学生のために、筑波大学が社会に食料の提供を求めたら大量に集まり、それを求めて四千人の学生が列をなしたということが話題になった。私はそれを報道で知って、戸惑いを覚えた。 あらかじめ断るが、私は大学の職員が、学生の窮状を聞き、支援したいという善意は本物だと思う。また。コロナで従来とは違い、アルバイトもできない状況というのがあるのかもしれない。だから結果的には仕方のないことで批判できることではない。しかし、それでもそれでいいとは決して思えない。例えば、同年

    • 受験はこれからが勝負だ!傾向と対策そして全集中で臨め!

      受験は前半が終わり、大学の二次試験や公立高校の入試など、最終段階に入る。そこで残り期間が少なくなり、十分に学習ができてなくて、もう逆転合格は無理と思う受験生も多いと思う。 しかし、それは違う。私もそうだったが、この直前の学習が生きて逆転合格というのは難しいが意外にある。 なぜだろうか。それは追い詰められて開き直り、全集中で学習するモードに入りやすくなるからだ。合格するかどうか、結果ばかりを考えてしまう。逆に、合格圏内にあって、油断してしまう。これは失敗につながりやすい。

      • 教員免許更新制は廃止すべき。

        中央教育審議会で、ようやく教員免許の更新制の見直しの機運が盛り上がってきた。これを歓迎したい。 思えば、この制度は第一次安倍政権のとき、教育再生会議で議論された。当時私はその委員だったが、現場に籍を置いていたから、委員の中で唯一この更新をされる側にいた。そのため、その意見は公私混同にならざるを得ず、発言しにくい議案だった。 反対しづらい理由がもうひとつあった。それはこの時期、北海道と福岡でいじめ自殺事件があり、それを隠蔽するように教師や教育委員会が関与してたからだ。どうし

        • 藤川メソッドへの思い

          「うつ消しごはん」を読んだきっかけは、還暦を越え、極度に心身が弱り、鬱病ではないだろうが、それに近い状態になったことだ。ここ何年も過激な仕事をこなして、いずれこの反動は来ると思っていたが、当時はついに来たかという思いだった。 本当に苦しかった。しかしそのことを人に相談することもできない。布団の中でうめくしかなかった。そんな時、食欲が極度に落ち、食べられなくなった。どうすればいいか?その時たいした理由はなかったが、ただ無理をせず、そ現状を受け入れ食べないようにした。本当の鬱病

          親の子どもへの心配はリスクである。

          子育て熱心なお母さんを見ていて残念に思うことが心配のし過ぎ。ひどくなると、心配のあまり子どもの姿が見えなくなって、最終的には子どもへの注意の連発となり、子どもは聞く気持ちを失う。最終的には子どもは親の言うことを聞かないことをひそかに決意しする。そして思春期を迎えると、それが一気に親への反発や無視につながっていく。 しかし悲しいことに、親は善意と愛情で心配してきただけに、なぜ反抗されてしまうのかわからない。しかし、子どもの側からすればたまったものではない。立場を代えて、自分が

          親の子どもへの心配はリスクである。

          子育ての行き詰まりは自分の行き詰まり

          日本の親のあり方として自己犠牲を讃える風潮がある。それはそれで否定しないし、尊ばれていいと思う。しかし、それ以前に自分自身の人生をより良いものにするべきだ。それをしないと自分の弱点がそのまま子どもに伝わってしまうから。子育ての悩みはそこに起因している。 子どもにとって親は生きていく上での最大の羅針盤だ。子どもは時には悲しくなるほどに親を尊敬している。社会的に問題とされる人であっても、子どもにとって親はかけがえのない存在だ。だから親のあり方がストレートに子どもに伝わってしまう

          子育ての行き詰まりは自分の行き詰まり

          神がかってきた金川小学校の集中速習

          秋の陰山メソッド研究全国協議会のオンライン研修で、福岡県田川市立金川小学校の集中速習が加藤教頭先生より報告されました。そしてその内容に、私は圧倒されていました。すごい。いよいよ神がかってきた。それが私の評価です。 というのも、私の提起である3倍速の提案に対し、何と現在の授業は5倍速と言われるのです。教科書5時間分とされるものなら1時間、10時間分とされるものなら2時間というペースになっているというのです。そして現在10月下旬ですが、いくつかの学年では、2学期分のまとめに入っ

          神がかってきた金川小学校の集中速習

          良くない授業なのに最高の結果が出る秘密

          9月下旬、福岡県田川市立金川小学校で授業をしてきました。この授業が私にとってはまたしても衝撃的なものになりました。というのは、自分としてはいい授業にできなかったと残念に思っていたら、後日教頭先生から素晴らしい結果が出ましたとわざわざ電話されてきたのです。 「あの授業の後、もう1時間担任が授業をしてすぐテストをしたのですが、多くの子どもが百点で、平均点が94点だったのです。しかも普段は特別支援学級に行ってる子もあの授業に参加し、初めてみんなとテストを受け60点でした。でも、そ

          良くない授業なのに最高の結果が出る秘密

          コロナ禍を逆手に、学力のさらなる劇的上昇を目指す飯塚市、田川市(^^♪

          一昨日と昨日の二日間、飯塚市の研修講師をやってきました。今年は飯塚市の実践を始めて10年目の記念すべき年です。昨年度は、民間のテストではありますが、すべての小学校の学力テスト結果が全国平均を越え、市全体の平均値も全国平均を大幅に上回りました。10年前は、全国的にも教育困難地域の代表のように言われていましたが、今や先進地域となったのです。 昨年度までは読み書き計算の徹底反復を中心に研修をしてきましたが、今年からはコロナ禍での授業時間の不足の中で新指導要領の不足を補うため、徹底

          コロナ禍を逆手に、学力のさらなる劇的上昇を目指す飯塚市、田川市(^^♪

          断食とは不思議な行為。栄養を体に与えないのに、むしろそれをした方が体にいい。腸を休ませることが、体調を整えることにつながるからだろう。 とりあえず眠りが深くなる。脳に栄養がいかなくなることで、悩むこともできなくなる。心にもいい。

          断食とは不思議な行為。栄養を体に与えないのに、むしろそれをした方が体にいい。腸を休ませることが、体調を整えることにつながるからだろう。 とりあえず眠りが深くなる。脳に栄養がいかなくなることで、悩むこともできなくなる。心にもいい。