始めたことを終わらせる
皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。
私の文章に目に止めていただきありがとうございます。
漫画を読んで考えた
この数日、スマホで漫画を読んでいます。高校時代ハマった漫画(とは言え友人から借りて読んだだけですが)。
期間限定で全話無料。
とは言えやはり面白いので、終了日を待たずに読み終わってしまいました。なんならもう一周できる。
この漫画、私の生まれた頃から連載が始まって、今もって最終回を迎えていません。
作者は『最後の一コマまで決まっている』とはおっしゃいますが…。
たびたびイベントやらなんやら行われますが、肝心の連載が全く再開しない。
作者の人生、何が起きているのかが分からないわけで。私にはまったく分かりませんが、何か再開しないご事情があるのでしょう。
特に、私はにわかファンですので、とやかく言える立場にありません。
世の中には、様々なご事情で連載が中断したままになっている漫画が数多くあります。
事情によっては未完のままになってしまったり、他の方が引き継ぐようなこともあるみたいですね。
始めた事を終わらせる難しさ
始めるのは簡単だけど、終わらせるのは難しいというのはよく聞く話です。
とにかくエネルギーがいると。特に離婚はそう言われますね。
物語も始めても終わらせるのは、(ハッピーエンドに限らず)とても困難なことなんだなと思います。
話は変わって インドのお話
インドの人々は輪廻転生の輪から抜け出したいと考えて、苦行とか祈祷とか抜け出す方法を様々考えてきました。
人間の場合。
私たちの持っている自分の体は「車」と例えられることが多いです。
そして、「ドライバー」は魂。
車が壊れてしまったら、新しい車に乗り換える。
輪廻転生はこのように説明されることが多いです。(服の例えもありますけど)
一つの人生には始まりと終わりがありますが、また再び人生が始まって終わる…。というのを延々繰り返すと考えてきました。
人間の”本質”は魂。肉体は魂の入れ物に過ぎないと。さっさと終わりにしたいと思っている。
特にインドの人達は、『人生って辛いことだらけよね…』と思っていたので、生まれ変わりたくない。
でも、そのために苦行をするのも辛いです。
健康のためにと言っても、気乗りしなければ運動とか腹八分とか休肝日とかできない訳です。
最終的にバクティ・ヨーガというモノが出てくるのですが、これは『ひたすら神様の名前を呼ぶ、ひたすら神様の事を思う』だけで神様の元に行ける。輪廻転生が終わると考えています。
お経だと大変だから歌。
楽器で演奏しながら神様の名前をひたすら歌う。これなら楽しいし簡単です。一時期関わりを持っていたバクティ・ヨーガの僧侶達は『推し活』に例えていました。
バクティ・ヨーガは民衆を中心に広まったとされています。
厳密な階級制度があるので、庶民の暮らしは大変だったのだろうと思います。
でも、祭式を執り行うほどの知識も無いし、家族を捨てて出家するのも…。
歌えば救われるとなれば、『ようやく輪廻転生を終わらせる方法が見つかった!』と、それは希望が持てただろうなぁと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
また、読みに来ていただけたら嬉しいです。
それでは。