見出し画像

お客様は神様

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。私の文章に目に止めていただきありがとうございます。

お客様は神様です

これは昭和生まれなら大抵知ってる(はず)
浪曲家であり歌手・三波春夫御大の名言です。

日本人のホスピタリティを表す言葉(とされている)であると同時に、横柄な客を生み出すきっかけともされる言葉です。

【お客様は神様です】の真意

先日こんな記事を読みました。

三波クリエイツ代表取締役である三波春夫氏の長女・三波美夕紀氏へのインタビューによれば、

三波は自分の芸について求道者のように厳しい人でした。「歌う時に私はあたかも神前に立って祈る時のように雑念を払ってまっさらな心にならなければ完璧な芸はできないのです」という信条でした。お客様を神様とみて、神前で祈る時のような気持ちで歌を歌う、これが「お客様は神様です」の真意です。

関根和弘(朝日新聞GLOBE+編集長)による
インタビュー記事より引用

そんな話、初耳です。
三波春夫ガチ勢の先輩方には当然の話なのかもしれません。

しかし、私にとっては
子供の頃テレビで見てた着物のおじさん
で、おーいはに丸くんに出てくる神田くんのお父さん。

何なら神田くんありきの三波春夫です。

日本人は無宗教

だと一般的には理解されています。

海外の方々のように一つの宗教を信仰していないからだと思うのですが、全く信仰が無いわけではありません。

それは、「お天道様」に代表される自然崇拝です。

日本人が自然を神格化しているのは儒教からの影響らしいです。

令和にお天道様なんて通じるのかな…。

誰も見てないと思って悪事を働いたとしても、上から太陽が見ていてバチが当たるよ!

という話。

40代以下は聞いたこともないだろうなと思います。

自分を律する為に使っていた概念と理解する方が多いでしょうが、結局は世間の目ってことだろうと思っています。
狭いムラで生活しているので、何より怖いのは知り合いからの批判的な視線なはずです。

ヨーガ学派での神様

ヨーガ・スートラにはイーシュヴァラという神が出てきます。
最終目的である解脱をするために、修行も大切だけど、イーシュヴァラへのお祈りも大切だよと記されています。

以前、これはどういう神なのかと質問を受けた事があります。

その時の私は「お天道様みたいなものだと理解している」と説明しました。

イーシュヴァラは、シヴァ神とかヴィシュヌ神みたいな特定の神様では無いらしいので、こんなイメージを持っています。

つまり自らを律する道しるべ

もしかしたら、私が考えている「お天道様」とはちょっと違うかもしれませんね。

ヨーガの道を極める為に一心に祈りなさい、とちょいちょい出てきます。

実際に神社に行くとき思う事

私はこれまでに雑念を払い、真っ直ぐな心で神社で参拝したことはあるのだろうか。

いつだって、現世利益だけを頭に浮かべて祈っています。

ヨガの仕事中の事を振り返ると、確かに、(良い先生だと思われたい)(慕われたい)という下心ありきでヨガの指導をする時、殆ど手応えが無いし、失敗することもあります。

目の前の生徒さんの為にいろいろやりたいと思ったときの方が、結果が出たりします。

私が想定してなかった結果が出ることもあります。

三波春夫さんが言ってたの、こういう話かも。

他にも書きたいことが出てきましたが、今日はこのへんで。

ここまでお読みいただきありがとうございます。また、読みに来ていただけたら嬉しいです。それでは。

いいなと思ったら応援しよう!

まるやまゆみ
もしこの記事を気に入っていただけたら投げ銭をお願いします。