ブラッド・サプリング Wayfinder Bestiary#19

ブラッド・サプリング BLOOD SAPLING

この背の高い細長い植物は茶色がかった緑色の茎の上に大きな檻のような球根がある。檻の下には一連の音が工作した脳が入っている。頭部を中心に2枚の小さな緑色の葉があり、腕となる門脈の枝と足としての丸まった根で目のような外見をしている。

ブラッド・サプリング CR 1 BLOOD SAPLING

XP 400
中立にして悪/中型サイズの植物
イニシアチブ +1;感覚 夜目;〈知覚〉+4

防御

AC 16、接触 11、立ちすくみ 15(+5外皮、+1【敏捷】)
HP 11(2d8+2)
頑健 +4、反応 +1、意志 +0
防御能力 生命力収穫、植物の種族特性;DR 5/斬撃
弱点 [火炎]に対する脆弱性

攻撃

移動速度 30フィート、登攀15フィート
近接 爪×2 +5(1d4+3/19~20 、加えてつかみ)
遠隔 樹液しぶき+2(盲目 1d4ラウンド、DC 13)
特殊攻撃 吸血(1d2【耐久力】)

一般データ

【筋】17、【敏】13、【耐】12、【知】10、【判】10、【魅】14
基本攻撃 +1;CMB +4(+8組みつき);CMD 15
特技 《武器熟練:爪》
技能 〈はったり〉+4、〈登攀〉+11、〈知覚〉+4、〈隠密〉+5 (+9 森の中では);種族修正 +4 森の中での〈隠密〉
言語 共通語、森語

生態

出現環境
編成 単体、木立(2~7)
宝物 標準

特殊能力

枝(変則)/Branches:ブラッド・サプリングは枝の腕で主要爪攻撃を行い斬撃かつ刺突ダメージを与える。鋭い枝は19~20のクリティカル可能域を持つ。
生命力収穫(変則)/Life Harvest:ブラッド・サプリングは瀕死状態または負傷しているクリーチャーの散逸する生命力を収穫する。ブラッド・サプリングは20フィート以内の出血状態または瀕死状態のクリーチャーにつき高速治癒1を得る。
樹液しぶき(変則)/Sap Spray:吸血を使用した後、ブラッド・サプリングは30フィート以内の1体の目標に対して即行アクションとして血の樹液を放出することができる。目標は1d4ラウンドの間盲目状態となる(DC 13・反応・無効)。この粘着性の樹液は全ラウンド・アクションで取り除くことができる。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。

 ブラッド・サプリングは死体の中に植え込んだ苗木から成長し、頭部を地表に出したまま地中に植えられる。苗木は上向きに成長して頭蓋骨を割って開き、脳を取り出し、ブラッド・サプリングは自身のものとして取り込んでいく。
 ブラッド・サプリングは血を好みながらも、自然に維持する体液を生成することができない。動物や蟲の血でさえも、膨大な量を摂取しない限り、人型生物の脳組織に十分な栄養を与えることができない。このため、ブラッド・サプリングはフェイ、来訪者、人型生物を珍味にしている。ブラッド・サプリングは自分のデバイスに残された場合、その血液の味のために他のクリーチャーとの交流に苦労する。
 鈍い赤色の種の鞘は胡桃程度の大きさである。ブラッド・サプリングの種は複雑な形をしており、小さな脳のように見えるように成長するため、胡桃とよく間違われる。一体のブラッド・サプリングは殺された時通常は1d6本の苗木を植えることができる――1つを収穫するにはDC 20の〈生存〉判定が必要である。収穫後、これらの鞘をクリーチャーに挿入して首まで地面に植え付け、新しいブラッド・サプリングを育てることができる。
 識別を誤ると、種苗は胡桃と間違われる事がある。この場合摂取したクリーチャーは重病となり、リムーヴ・ディジーズあるいは類似の呪文を発動するまで、血まみれの樹液を咳き込み始め、DC 14の頑健セーヴに成功するか1日の間吐き気がする状態とならなければならない。
 ブラッド・サプリングの葉は厚く、果肉が多い傾向があり、葉を絞ると血のように赤い樹液が出る。ブラッド・サプリングは高さ6フィート、重さ200ポンドである。


By Jeffrey Swank (Wayfinder #15)
Art by Adam Koča


OPEN GAME LICENSE Version 1.0a

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