ゲイルワーム Wayfinder Bestiary#60

ゲイルワーム GALEWYRM

凧のような複数の翼が、蛇のような二足歩行のドラゴンの脇腹から並んでいる。淡い上記が口と鼻孔から吹き出し、螺旋状の風となってこのクリーチャーの銀色の肌を包み込んでいる。

ゲイルワーム CR 6 GALEWYRM

XP 2,400
混沌にして悪/中型の竜(風)
イニシアチブ +5;感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+10

防御

AC 20、接触 15、立ちすくみ 15(+5外皮、+5【敏捷】)
HP 66(7d12+21)
頑健 +8、反応 +10、意志 +5
完全耐性 麻痺、睡眠;抵抗 [電撃]20
弱点 風への依存

攻撃

移動速度 20フィート、飛行50フィート(完璧)
近接 噛みつき+12(1d8+3)、爪×2 +12(1d6+3)、尾の打撃+7(1d8+1)
特殊攻撃 ブレス攻撃(60フィートの直線、DC 20)、ハリケーンのマント

一般データ

【筋】17、【敏】21、【耐】17、【知】10、【判】10、【魅】12
基本攻撃 +7;CMB +12;CMD 25(足払いされない)
特技 《軽業移動》、《軽妙なる戦術》、《かすめ飛び攻撃》、《武器の妙技》
技能 〈軽業〉+14,、〈脱出術〉+12、〈飛行〉+25、〈威圧〉+11、〈知覚〉+10、〈生存〉+10
言語 共通語、竜語

生態

出現環境 暖かい森や沼(水没せし地)
編成 単体、ペア、嵐(3~6)
宝物 標準的

特殊能力

ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon:1d4ラウンドに1回、ゲイルワームは標準アクションとして、ハリケーンの力で空気を吐き出す事ができる。ゲイルワームは60フィート以内の直線状にいる全てのクリーチャーに対して突き飛ばしの戦技を試みる。この戦技は機会攻撃を誘発しない。クリーチャーは押しやられた5フィート毎に1d8ポイントの非致傷ダメージを受け、10フィートを超えて押しやられた場合は伏せ状態となる。飛行状態のクリーチャーは2倍のダメージを受け、10フィート以上押しやられるとDC 20の〈飛行〉判定を行うか落下しなければならない。
ハリケーンのマント(超常)/Hurricane Mantle:ゲイルワームは荒れ狂う風に身を包み、ウィンド・ウォール呪文に従って遠隔攻撃から保護する。全ラウンド・アクションとして、ゲイルワームはハリケーンのマントを敵に向かって投擲することができる。これは大旋風のモンスターの共通能力として現れる(高さ10~30フィートm1d8+4ダメージ、反応・DC 16)。大旋風が発生すると、ゲイルワームはその移動を即行アクションとして支持し、1ラウンドで最大30フィートまで移動させることができる。大旋風はゲイルワームから60フィート以上移動すると即座に消える。大旋風は3ラウンドの間継続する。大旋風が起動している間、ゲイルワームはウィンド・ウォールの防御を失い、風への依存により機動性が低下する。
風への依存(変則)/Wind Dependence:ゲイルワームは飛行するために強力な風に依存している。ゲイルワームの飛行の機動性は、暴風の強さよりも弱い風では劣悪に低下する。ハリケーンのマントの能力はウィンド・ウォールが起動している間、ゲイルワームの機動性を維持するのに十分である。どのような強さの自然風もゲイルワームの飛行には影響しないが、魔法で変化した風は、超小型の飛行クリーチャーであるかのようにゲイルワームに影響を与える。


 ゲイルワームは、水没せし地の空を支配し、アベンデゴーの眼によって生み出された危険な空域での飛行に適用するようにした。通常は樹冠に生息する動物を食べているが、突風の吹く海岸線を航行しようとする船員を捕食する機会を楽しんでいる。ゲイルワームの嵐は、広大な共有地を開拓し、食料としてだけでなく自慢のために大きく強力なゲームとして狩りをする。
 ゲイルワームは誇り高き獣であり、その強さ、機敏性、狩猟の腕前を自慢して常に優越感を競っている。ゲイルワームは自分が殺したクリーチャーからとったトロフィーを自分の巣に惜しみなく飾り、最も印象的なトロフィーを強調するために、自分の貯蔵庫を整理する。特に有名な英雄の武器を手に入れることを好み、時には仲間内での栄光のために著名な冒険者を狩ることもある。この自尊心に反して、ゲイルワームは根っからの臆病者であり、脅かされたり数が多かったりすると、より強いクリーチャーに屈服することが多い。

By Christopher Wasko (Wayfinder #14)
Art by Jason Kirckof

@カゲシタの場


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