ブリスターフット Wayfinder Bestiary#17
ブリスターフット BLISTERFOOT
この巨大な黒い鱗のトカゲは、目に悪意に満ちた輝きを放ち、獣の口から炎を上げる。
ブリスターフット CR 4 BLISTERFOOT
XP 1,200
中立/大型サイズの魔獣(火)
イニシアチブ +9;感覚 暗視60フィート、夜目、鋭敏嗅覚;〈知覚〉+9
防御
AC 17、接触 14、立ちすくみ12(+3外皮、-1サイズ、+5【敏捷】)
HP 37(5d10+10)
頑健 +6、反応 +9、意志 +2
完全耐性 [火炎];抵抗 [氷雪]10
弱点 [氷雪]に対する脆弱性
攻撃
移動速度 50フィート、登攀15フィート
近接 噛みつき+10(2d6+6、加えて1d6[火炎]、つかみ)
特殊攻撃 ブレス攻撃(30フィート直線、3d6[火炎]、DC 14、1d4ラウンド毎に1回)、飛びかかり
一般データ
【筋】18、【敏】21、【耐】15、【知】5、【判】12、【魅】6
基本攻撃 +5;CMB +10(+14組みつき);CMD 25(27対足払い)
特技 《イニシアチブ強化》、《疾走》、《武器の妙技》B、《武器熟練:噛みつき》
技能 〈軽業〉+13(+25跳躍時)、〈登攀〉+16、〈知覚〉+9、〈隠密〉+10(+14地下);種族修正 +4 〈軽業〉、+4〈知覚〉、+4〈隠密〉(+8地下)
言語 オーク語(話せない)
生態
出現環境 暖かい地上
編成 単体、番、ギャング(3~8)
宝物 なし
ブリスターウェル市のオークに寄って戦争のために繁殖されたこの巨大なリザードは、しばしばハスコダー部族とワンアイ部族の軍長の乗騎として機能する。オークの主人ほどの知性はないが、ブリスターフットは通常の爬虫類よりも遥かに知性があり、主人の言葉を理解することができる。
知性とブレス攻撃の明らかな有用性から珍重されているブリスターフットは、他のオークの部族のリーダーだけでなく、ジャイアントやホブゴブリンの一部の部族も求めている。しかしハコスダー部族とワンアイ部族のオークは戦争で交配した都市全体で手強い戦闘マシーンとして機能するこの獣を飼育する秘密を共有することを嫌っている。
卵を一つ諦めるだけでも、大群と共に戦場に向かうリザードが1体減ることとなるので、ハコスダー部族とワンアイ部族のリーダーであるトゥルク=クロヴェンフェイス/Tulluk Clovenfaceとモルック=ドワーフマングラー/Molkk Dwarf-manglerの両名は(Pathfinder Campaign Setting: Belkzen, Hold of the Orc Hordes)ブリスターフットの卵を盗んだり、卵や若いリザードを外部に売ったりする物は誰であろうが処刑するように命じている。もちろん、これは事業的に行っている泥棒――少数の不幸なオーク――が盗むのをやめなかった。今日まで、ブリスターウェル市のオークがリザードを独占して成功しているのを見たものはほとんどいない。稀に首領の一人が味方にリザードを贈り物として受け取る価値があると判断した場合、そのクリーチャーは名誉ある授与者に届けられる前に不妊手術を受ける――これもまた秘密にされている手順である。
ブリスターウェルの部族の間では、ブリスターフットの繁殖は、他の種族が馬や高級な狩猟犬の繁殖に適用するのと同じくらいのレベルの芸術と技能を持っている。軍隊に供給するのに十分な獣を飼っているのは、ごく少数の家系だけである。このグループは繁殖の秘密に固執し、群れの中で特性を改善する方法を実験している、少数の専門的なブリーダーは、ドラゴニックや他の血統を入れることで、ブリスターフットのすでに手強い能力を強化することにも取り組んでいる。
固有のブリスターフット Unique Blisterfoot
ファイアーファング/Firefang(超大型のアドヴァンスド・ブリスターフット、CR6):この巨大な獣はブリスターウェル市への訪問客によく知られており、街の入口を守るゲートハウスの1つを占めている。ファイアーファングは罰則の義務を与えられたオークのグループによって世話されている。リザーd-の気性は伝説的なものであり、世話人の中でも最もタフな者だけが数ヶ月以上ファイアーファングの世話をする場所で生き延びる。
スカウルマウ/Scourmaw(ブリスターフットの固有種、CR 5):部族のシャーマンであるイソック=ロックコーラー/Ysock Rockcallerへの贈り物としてスカウルマウを送った、ハスコダー部族が行った交配の稀な成功例である。フォレスト・ドレイクと交配した可能性がある――神秘的な手段で――スカウルマウノブレス武器は、沸騰した熱い酸の蒸気である(半分が[火炎]ダメージ、もう半分が[強酸]ダメージである)。
OPEN GAME LICENSE Version 1.0a
@カゲシタの場
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?