TRPG初心者対応とは その3

ライアーノーズさんのこのツイートについて

そういやそもそもTRPGシステムについて作った人とか海外から持ってきた人じゃない第三者がレビュー書いたものが集積されてる場みたいなのがあんまねーよね

感想とかレビュー言う、書くときに重要になると思っているが2つある。
一つは「シナリオ、ルールを読んだ感想」なのか「ゲームを遊んだ感想」なのか
もう一つは、相手方のコンセプトに対する感想なのか
である。

まず1つ目、「シナリオ、ルールを読んだ感想」なのか「ゲームを遊んだ感想」なのか
これはセッションをしようとしているのか、シナリオを公開しようとしているのかである。
昔の雑誌などを読めば書いてあるが、F.E.A.R.のデバッグはTRPGを遊んだことのない人にルールブックを渡して遊べているかを見るなどと書いてあった。
ルールブックやシナリオが遊べるように記載してあるのかを試している。
セッションの中でこれを発見しようとすると、GMがシナリオを書いている場合絶対に気がつけない部分が出てくる。自分でシナリオにない部分を補足できてしまうからである。
誤字脱字程度なら直すことができるだろうが、シナリオのコンセプトがおかしいなどは気がつくことは相当難しい。

もう一つの「相手方のコンセプトに対する感想」なのかが本題である。
上記はシナリオを書いた側の人間の意見であるが、こちらは意見を述べる側である。
例えば、明らかな吟遊GMシナリオがあったとしよう。シナリオを書いた人間はエモかったりチルかったりするものを書きたいだけだ。
この場合に「これは吟遊だからダメ」「エモさを押し売りしすぎてて人を選ぶ」などコンセプトがクソという意見はかなりどうでもいい。
それより「すべての選択肢をGMが強制的に一択にしているシナリオであるにも関わらず、PLに問いかける部分が多すぎる。NPCからの質問にNOと返されたときの文章が記載されていない。何がしたいのかわからない未完成のものを持ってくるな」
のような感想をきちんと言えるかである。

ただこれってシナリオを読むような人じゃないとわからない気がする。

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