ブラッド・メイデン Wayfinder Bestiary#18

ブラッド・メイデン BLOOD MAIDEN

血まみれの爪はドラウとバットの混合種のこの暗い肌と白い髪の翼を飾っている。

ブラッド・メイデン CR 8 BLOOD MAIDEN

XP 4,800
混沌にして悪/中型サイズの魔獣
イニシアチブ +8;感覚 血液感知60フィート、暗視60フィート;〈知覚〉+20

防御

AC 21、接触 15、立ちすくみ 16(+1回避、+6外皮、+4【敏捷】)
HP 102(12d10+36);吸血鬼の治癒
頑健 +7、反応 +12、意志 +11
DR 5/銀;完全耐性 病気;抵抗 [氷雪]10、[電撃]10;SR 19
弱点 光による盲目化

攻撃

移動速度 20フィート、登攀20フィート、飛行 60フィート(貧弱)
近接 爪×2 +15(1d8+3、加えて夥しい出血)、噛みつき+15(1d4+3加えて血液吸収)
特殊攻撃 夥しい出血(1d4)、血液吸収(DC 18)
擬似呪文能力(術者レベル12;精神集中+14)
回数無制限ーダンシング・ライツ、ダークネス、フェアリー・ファイアー

一般データ

【筋】16、【敏】18、【耐】16、【知】11、【判】13、【魅】15
基本攻撃 +12;CMB +11;CMD 26
特技 《無視界戦闘》、《攻防一体》、《回避》、《イニシアチブ強化》、《鋼の意志》、《強打》
技能 〈飛行〉+15、〈知覚〉+20、〈隠密〉+23、〈生存〉+16;種族修正 +4〈知覚〉、+4〈隠密〉
言語 ドラウ手話語、エルフ語、地下共通語

生態

出現環境 地下
編成 単体、番、飛行隊(3~12)
宝物 標準

特殊能力

夥しい出血(変則)/Profuse Bleeding:ブラッド・メイデンの爪は1d4ポイントの出血ダメージを与える。夥しい出血はそれ自身と出血ダメージを与える他の効果と累積する。
血液吸収(超常)/Siphon Blood:ブラッド・メイデンが出血ダメージを受けているクリーチャーに噛みつき攻撃を命中させた時、目標は即座に頑健セーヴを行うか(DC 18)、1ポイントの【魅力】ダメージを受けなければならない。出血ダメージを受けていないクリーチャーはこの効果の影響を受けない。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
吸血鬼の治癒(超常)/Vampiric Healing:ブラッド・メイデンから30フィート以内の生きているクリーチャーが出血ダメージを受けると、ブラッド・メイデンは出血ダメージに等しいヒット・ポイントを回復する。


 ブラッド・メイデンは凶悪で血に飢えたクリーチャーであり、ドラウとヴァンパイアの最悪の特徴が組み合わさ彫っている。この恐ろしいクリーチャーは範囲内の開いた傷口から空気中を流れる深紅色の霧の流束で口に向かって犠牲者の血を吸い寄せる。
 ブラッド・メイデンは人肉で作られたドラウの暗殺者、守護者、斥候であり、ブラッド・メイデンの数が増えて野生化し、ドラウの街や近くのトンネルを彷徨く。最初のブラッド・メイデンはバンパイアのデーモン・ロード・ズーラのドラウの教団員が行った失敗した儀式によって産まれた。ヴァンパイアとなる代わりに、人型生物とバットの混成種である彼女のパトロンの生きた吸血のイメージに変身した。他のズーラの崇拝者は意図しない効果をパトロンの祝福とみなし、この不完全な儀式を意図的にコピーしたが繰り返すことはできなかった。その後、多くの研究の末、ドラウの血肉職人たちはより多くのブラッド・メイデンを作り出すことに成功した。
 その時以来、ブラッド・メイデンはドライダーのように、真にまたはほぼ真に繁殖をし始めた。既知の男性の標本はまだない――それ以降ブラッド・メイデンのすべての世代は、ドラウの男性が産み落としている。血肉職人や他の学者はこの奇妙な天界の理由をまだ解明できていない。血を好み、ヴァンパイアの治癒能力にもかかわらず、ブラッド・メイデンは血を食べる事によって制限をされていない。
 生肉を食べることはできるが、血液は普通の食べ物よりはるかに偉大な等級のもので、これによって維持している。ブラッド・メイデンの寿命は不明のままであり、おそらくしばらくの間不明のままであろう。今の所、ドラウの主人に仕えるブラッド・メイデンは老化の兆候を示していない。
 ブラッド・メイデンの爪は、ヴァンピリック・タッチの発動で消費される追加の呪文構成要素として使用でき、術者は呪文によって与えられた一時的ヒット・ポイントに等しい回復に置き換えることができる。

By Wojciech “Drejk” Gruchała (Wayfinder #9)
Art by Michael Jaecks

OPEN GAME LICENSE Version 1.0a

@カゲシタの場


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?