オークターン・キャット Wayfinder Bestiary#12

オークターン・キャット AUCTURN CAT

このほっそりとした銀色の目の夜黒猫は、普通のどの猫よりも遥かに広い口を開き、舌の代わりに3ほんの信じられないくらい長い触手を見せてくる。

オークターン・キャット CR 7 AUCTURN CAT

XP 600
中立にして悪/超小型サイズの異形
イニシアチブ +8;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+24

防御

AC 22、接触 16、立ちすくみ18(+6外皮、+2サイズ、+4【敏捷】)
HP 85(10d8+40)
頑健 +7、反応 +7、意志 +10
防御能力 不可能な形状、この世の外側;完全耐性 病気

攻撃

移動速度 40フィート、登攀40フィート、水泳40フィート
近接 触手×3 +12(2d4+2)、爪×2 +13(1d3+4)
接敵面 2.5フィート;間合い0フィート(触手は10フィート)
特殊攻撃 捻じ曲がった角度

一般データ

【筋】18、【敏】18、【耐】18、【知】13、【判】17、【魅】15
基本攻撃 +7;CMB +9;CMD 23
技能 〈軽業〉+17、〈登攀〉+12、〈変装〉+13(普通のキャットの姿をしている間は+33)、〈知識:ダンジョン探検〉+14、〈知覚〉+24、〈隠密〉;25、〈水泳〉+12;種族修正 +20 普通のキャットの姿をしている間〈変装〉、+8〈知覚〉
特技 《攻防一体》、〈イニシアチブ強化〉、《複数回攻撃》、《武器熟練:触手》、《急旋回》
その他の特殊能力 無呼吸、即身仏化、捻曲がった経路
言語 アクロ語(話せない);テレパシー 100フィート

生態

出現環境 どこでも
編成 単体、番
宝物 標準

特殊能力

不可能な形状(変則)/Impossible Geometries:オークターン・キャットは3次元の空間の次元を超えて広がっている複雑な次元の幾何学的存在である。見かけのサイズに対して小さすぎるものであっても、見える開口部を通過し、常時フリーダム・オヴ・ムーヴメントの効果下であるかのように動く。
この世の外側(変則)/Out Of This World:無垢な動物になりすましたにもかかわらず、オークターン・キャットは星の彼方から来たエイリアンである。特に動物を目標とする呪文または擬似呪文能力でオークターン・キャットを目標とする竜、フェイ、人型生物、人型怪物は1ラウンドの間よろめき状態となり1d4ラウンドの間不調状態となる。これはオークターン・キャットのエイリアンの性質を明らかにし、変装を取り除く。これは[精神作用]効果である。
即身仏化(変則)/Self-Mummification:オークターン・キャットは冬眠の形態となり、内臓をゆっくりと乾燥させて殻にする。この状態ではオークターン・キャットは硬度 8を持ち、老化、飢え、渇き、放射線に完全耐性を持ち、宇宙の真空でも生存することができ、トゥルー・シーイングよりも強力でない魔法で生きている存在と認識されない。周囲をぼんやりと認識し続け、1d4ラウンドで自由に復活することができる。
捻じ曲がった角度(変則)/Twisting Angles:オークターン・キャットの生体構造の不可能な形状により、触手攻撃は奇妙な角度によって攻撃でき、視認困難、遮蔽、ディスプレイスメント、失敗確率を無視して3次元空間を超えて拡張し、非実体やエーテル状態の目標にも全ダメージを与える。オークターン・キャットの触手が命中したクリーチャーは1ラウンドの間立ちすくみ状態となる。フリーダム・オヴ・ムーヴメントやディメンジョナル・アンカーはこの移動の喪失を防ぐ。
捻曲がった経路(変則)/Twisting Paths:オークターン・キャットは自身では固有の瞬間移動能力を持っていないが、60フィート以内で使用されたシャドウ・ウォークまたは瞬間移動能力を追跡できる。


 オークターン・キャットはDominion of the Blackに関連するオシーリオンの伝説に登場するエイリアンの猫のような存在である。残っているいくつかの象形文字によると、数匹のオークターン・キャットが奇妙な神のような存在とともに到来し、背後にとどまった。彼らの存在は、猫に対するオシーリオンの崇拝と敬意の源であり、古代人は返送した遥かに強力なエイリアンの可能性のある動物への敬意を払うよう推奨したのかもしれない。キャットのミイラ化と埋葬の習慣は、乾燥した殻と何百年も何千年も冬眠するオークターン・キャットの能力を反映しているかもしれない。現在でも、盗掘者はありふれた動物のミイラと間違えてオークターン・キャットを邪魔することで、恐ろしい運命を辿る事がある。
 自分勝手で気まぐれで残酷な存在であるオークターン・キャットは気が向いたときや犠牲者が自分の虚栄心に訴えてこない限り、生きたままの食べ物で遊ぶ事が多い。テレパシーで会話をする時、言葉を投影せず、代わりに目眩がするような頭痛を誘発する一連の映像と異星人の世界や存在のシーンを送信してくる。

By Wojciech “Drejk” Gruchała (Wayfinder #12)
Art by Todd Westcot


OPEN GAME LICENSE Version 1.0a

@カゲシタの場


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