初心者に求める知識

友人に、私の卓は初心者向きではないといわれた。そこはかなり意図しているが、初心者向きと初心者対応の違いとはいったい何なのだろうか。
あくまでこれは持論である。

初心者に求める知識は3種類ある。
1.一般常識
2.ゲーム内の世界の知識
3.ゲーム用語

初心者向けかどうかはこのを1.をどの程度操作するかである。
知識3種類の具体例を出そう。

初心者向けかどうかはこのを1.をどの程度操作するかである。
知識3種類の具体例を出そう。
まず3.だ。
これは単に、ゲーム内で使われる単語などである。D20、プレイヤーキャラクター、パワーなどなど、そのゲームを知らなければ知りようがないものである。
次に2.だ。これは例えば原作のあるTRPGでの、原作内の用語などである。スタートレックでいえば、ダイリチウムやクリンゴン語などだろう。
最後の1.だ。相対性理論やタキオンなどがこれに該当する。どんなに専門性が高くても、ゲームのこと以外であれば、この「一般常識」だ。

2.、3.のゲーム内に関することは、初心者ならば絶対に知らないので、初心者対応をする上では確実に説明が必要である。しかし1.ははどうだろうか。宇宙ものをやるのであれば、宇宙のことはある程度求められるだろう。古代ローマをやるのであれば、ローマ史はある程度求められるだろう。逆にスパイものをやるのに「スパイもの」について全く知らなければ、それについて説明しなければならない。しかし、GMはそれすら知らないプレイヤーを想定しているのだろうか。
今、例として、ちょっと難易度が高めなものをだした。しかしジャンルを変えても同じようなことは起こる。

EXIT兼近、お笑いの世代間ギャップ語る「廃れていた」「その理由は…」

相方・りんたろー。はクイズ番組で「A4のわら半紙」と発言したところ、ツイッター上で若いファンから「わら半紙って何?」と問われたそう。また、ナイツは若い観客に漫才を披露する際、「カール・ルイス」や「ベン・ジョンソン」のボケが通じなかったことから、世代によってネタを考えるようになったという。
これらのエピソードに兼近は「これ、すげえ分かります」と共感し、「お笑い芸人って本当にそうだと思うんですけど、最近までずっと中堅層がテレビに出ていたんですよ。だから、若い子たちはそのお笑いしか見れないので、お笑い界が廃れていっていた感じがすげえして。僕の代は、初めて舞台に立ったらお客さんが2人とかしかいなかったんです。お笑いライブにお客さんがまず来ない」と不遇の時代を回顧。
「でもその理由は、活躍している芸人が例えるのが『ドラゴンボール』だったりするからなんです」と指摘し、「昔の芸能人の名前、プロレスとか。プロレスとかマジ意味分かんなかった! プロレス技とかプロレスの人とかで例えたりしてくるけど、こっちは気使って笑うしかできないんですよ。『何言ってんだ、この先輩たちは』っていう。でも、それを若い子たちが見てたから、『わかんないから見なくていいや』でお笑いから離れて行ってたと思うんです」と推測した。

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3例あげたが、このように自分の中で「常識だ」と思っていたとしても、相手が知らない可能性は十二分にある。ウマ娘も、FGOも、地元のことも、義務教育で習ったことでさえ、相手が知らないのかもしれない。すなわち、初心者対応では「どの程度のレベルの初心者を求めるのか」というのが重要ではある。幕末史に深い造詣があってもTRPG初心者であればTRPG初心者だ。逆にTRPGをどれだけやっていても、幕末史を知らない人は知らない。初手のハードルが高くても、初心者対応ができていないとは限らない。


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