一文一義とよく言われるが、その文章が一義に定まるかは文脈に依存する。
S.I.ハヤカワ『思考と行動における言語』, P63には次のような文が挙げられている
堀田隆一『hellog』の「#378. 語用論は言語理論の基本構成部門か否かにも」でも以下のように述べている
当然TRPGでもそういったことは注意しなければ発生する。次のような技能を考える。
「銃を撃った時に使用できる」
この文は二通りの意味で解釈できる。
1. 「銃を用いて射撃するとき」
2.「何かしらかの射撃武器で銃をターゲッティングしたとき」
1は普通に解釈できる。2の解釈が発生するのは、部位ダメージや武器落としなどのルールがあるときだ。このとき攻撃の目標をキャラクターではなくキャラクターの武器と解釈することができる。