ベア・ナンディ Wayfinder Bestiary#15

ベア・ナンディ BEAR, NANDI

ダークブラウンの毛皮と明るい色の斑点を持つ猫背のこのクリーチャーは、クマとハイエナの混合種である。前肢は太く鋭い爪で力強い。

ナンディ・ベア CR 6 NANDI BEAR

XP 2,400
中立/大型サイズの動物
イニシアチブ +5;感覚 夜目;〈知覚〉+10

防御

AC 18、接触 10、立ちすくみ17(+4外皮、-1サイズ、+1【敏捷】)
HP 76(8d8+40)
頑健 +10、反応 +7、意志 +4

攻撃

移動速度 40フィート、登攀20フィート、水泳20フィート
近接 爪×2 +8(1d8+9加えてつかみ)、噛みつき+7(3d6+13加えて足払い)
特殊攻撃 かきむしり(爪×2、1d8+13)

一般データ

【筋】21、【敏】13、【耐】19、【知】2、【判】14、【魅】10
基本攻撃 +6;CMB +12(+16組みつき);CMD 23(27対足払い)
特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《技能熟練:知覚、隠密》、《追加HP》B
技能 〈登攀〉+17、〈知覚〉+10、〈隠密〉+11、〈水泳〉+17;種族修正 +4〈隠密〉
その他の特殊能力 強力噛みつき

生態

出現環境 温かい森あるいは平原
編成 単体、番、群れ(3~8)
宝物 なし

特殊能力

強力噛みつき(変則)/Powerful Bite:ナンディ・ベアの顎は見た目よりも強力である。ダメージに【筋力】ボーナスの1.5倍を加える。


 ナンディ・ベアは人型生物の脳を餌にする肉食性のクリーチャーであり、村に潜入し小屋に押し入って犠牲者を求める。ハイエナと間違われることが多いナンディ・ベアは群れで旅をすることを好むが、単独で狩りをする。獰猛で挑発せずに攻撃をすることが多い。ナンディ・ベアは獲物を攻撃するか身を守るかに関わらず、常に《強打》を使用する。
元々のナンディ・ベアはハイエナとクマの交配の実験をしていたノールの獣使いによって飼育されたマナ荒野の奇妙な森の一角に由来すると考えられている。両種を生物学的に適合させるために錬金術の処方を使用し、動物を今日知られている雑種にゆっくりと交配させることに成功した。しかし、ノールが気が付かなかったのは、ハイエナのスカベンジャーの本能とマナ荒野の放射線が相まって、ナンディ・ベアに知的なクリーチャーの脳をご馳走にするという奇妙な照度を与えてしまったことである。この衝動は奇行ではないが、ベアは十分な知性を消費することができれば、地震が知性のある種になることができることを知っているように見える。
 ナンディ・ベアが十分な量の人型生物の脳を消費すると、より優れた知性を獲得し、物理的に変形して、ナンディ・ベア・サーヴァントとして知られる完全に別のクリーチャーとなる。このクリーチャーはわずかに人型生物に似た歩行方法をとり、反対側に折り曲げ可能な親指など人型生物らしい特徴を得る。ナンディ・ベア・サーヴァントは群れの少数のメンバーが脳を喰らい、意識のレベルを増加させるために、人型生物の集落を率いて襲撃することがよくある。
 ナンディ・ベアは後ろ足で直立すると身長9フィートほどあり、1,000ポンド近くの体重である。ナンディ・ベア・サーヴァントはほぼ同じ身長であるが、体重は100ポンドほど軽い傾向がある。


By Justin “Black Fang” Sluder (Wayfinder #4) with additional material by Eric Hindley
Art by Jesse Mohn


OPEN GAME LICENSE Version 1.0a

@カゲシタの場



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