見出し画像

クロスシミュレーションでのモデリング2

前回はクロスシミュレートでスカートを作った。
今回は縫合というシステムを使ってシャツを作ってみたいと思う。

クロスシミュレーションでのモデリング1

準備

素体とシャツの元となるモデルを準備する。

画像1

素体側は前回同様コリジョンを設定する。

縫合の設定

シャツのモデル

前と後の2枚の板状モデルを用意し、シャツの元となるモデルを作成する。
下の画像は上のローポリモデルにサブディビジョンサーフェスモディファイアをかけたもの。

画像4

その後前側と後側のメッシュを辺で繋ぐ。
辺で繋ぐ際「頂点を選択」→「辺ループのブリッジ」→「面削除」の順番で行うと手っ取り早い。

頂点の選択(前側と後側で頂点数を合わせる)

画像4

「ctrl + E」→「辺ループのブリッジ」一括で面を貼る

画像5

「x」→「面だけ」で面だけ削除して辺のみを残す

画像6

この操作を行い縫合したい頂点すべてを辺で繋ぐ。

画像7

縫合したい頂点を選びグルーピングする。

画像7

ここまで出来たらクロスを設定する。

画像8

「シェイプ」→「縫合」にチェックを入れる
「フィールドの重み」→「重力」を0にする

画像9

前側、後側のメッシュが離れすぎたので、修正する。
この時「メニュー」→「ツール」→「ミラー」の「X」を選択することで左右対称に修正することができる。(ミラーモディファイヤを使っていた場合)

画像10

素体が服からはみ出していないか、辺が離れすぎていないかを注意して修正する。

画像11

設定および、メッシュの調整が終わったら再生ボタンを押して実行する。

画像12

ちょうどよいところで再生を止めて、モディファイアを適用させる。

画像13

縫合してもぴったりとメッシュがくっつかないため縫合したい辺を選択し、マージする。

画像14

画像15

次回はパラメータを設定して体にフィットするようにする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?