Kioshiki Kageji

虫好きのPython技術者 最近は生成AIに興味あり Blenderの小技、Addonについての執筆もあり

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noteもくじ

思ったよりもnoteが長続きし、書いてきたものが増えてきました。 整理も兼ねてまとめていきます。 noteでは普段何を書いているかというと、基本的にはblenderの情報を書いています。blenderで作ったモデルを外部ツールに出力することを前提として情報をまとめています。中級者向けの工程について書き残しています。 備忘録ハッシュタグで分類しています。 ・ベイク ・クロスシミュレーション ・リギング などなど マッチョでもわかるBlender ネタで始まった「マッチョで

    • ゴリラメイド

      ゴリラのメイドさん ナイスバディにゴリラの顔がついたコラ画像のようなものができてしまった

      • 学園ゴリラ

        Stable Diffusionで生成した学生ゴリラたち 女学生ゴリラは生成できなかった。プロンプトの検討は今後の課題。

        • WeightChecker for VRC使い方

          Github 本アドオンはUnityへインポートする3Dモデルのリグ、ウェイト確認するアドオンである。アニメーションの機能を使いMuscle & Settingsの挙動を再現しウエイトに破綻がないか確認する。 使い方Setup サイドパネルを開き、対象となるArmatureを選択する。 "Setup"ボタンを押しHunanoid boneマッピングを行う。 下に各Boneのプロパティが展開されるので対応を確認する。 Bone名である程度自動で設定されるが、間違っている場

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        マガジン

        • Stable Diffusion portfolio
          2本
        • 自作Blender Addon解説
          3本
        • ラズパイ
          2本
        • Krita備忘録
          2本
        • Blender備忘録
          34本
        • Blender node備忘録
          11本

        記事

          renamemixamorigの使い方

          本アドオンはmixsamoからダウンロードしたリグ付きの3Dモデルのリグ名を修正するアドオンである。 Blenderで使用することを想定している。 各Bone名についている"mixamorig"という文字を消去し、"Right"、"Left"を"R"、"L"表記に変換し自動対称操作ができるようにする。 オプションとして2つのChest Bone("LowerChest"、"UpperChest")を1つにマージする。 使い方 サイドパネルよりリネームしたい対象のArmat

          renamemixamorigの使い方

          Geometry nodes 属性の伝搬

          いきなりだけどこれを見てほしい。 Geometry nodesでよく見る教科書的なノードである。Suzanne(お猿さん)をランダムに配置した結果を得ることができる。 簡単に説明すると、 元のオブジェクトはSuzanneであるため、InputはSuzanneになる。 上部ではGridをMeshで作成しMesh平面上にPoints(点群)を配置している。そのPointsにSuzanneをInstance化している。 Cupture AttributeでInstance ID

          Geometry nodes 属性の伝搬

          Geometry nodesデータ構造

          Blender3.3にアップデートされ、やっと安定したGeometry nodesで遊べるようになった。今回はGeometry nodesの理論的なことについて。理論的な話はほとんど英文での動画やサイトばかりだったのでニュアンスがわかりにくかったので理解するのに苦労した。自分なりの解釈も含めてまとめておく。 データの構造Geometryとは そもそもGeometryとは何なのか?辞書で単語を調べると、「幾何学」とかそのような意味が出てくる。Geometry nodesにお

          Geometry nodesデータ構造

          Material nodesのベクトル

          最近node熱が復活してきたので、リハビリも兼ねてnoteを描き始めた。 前回はショートカットについての覚え書きで、今回はベクトルについての覚え書き。 Material nodesは色と座標の情報からなる。色はRGBの3つでAlphaは無い。座標はXYZの3軸でどの位置にどの色を当てるのかという基本情報である。 色情報より、座標系を組む方がウェイトが高い。 「Texture Coordinate」はショートカットで生成できるくらいよく使う座標系である。これを基準にしてノード

          Material nodesのベクトル

          Blender Material nodes ショートカット集

          2年前くらいはnodeによる生成がハマっていたが、モデリングに使用する分にはおおむね組めるようになったので最近は全く触っていなかった。 Blender3.3バージョンがリリースされて、ついにLTSでGeometry nodesが使えるようになった。Geometry nodesのためにもMaterial nodesでリハビリする。 ノードの追加 Shift + A 基礎中の基礎でこれができないと何も進まない。 Shift + Aを押すと選択肢をが出るのでそこから使いたいノー

          Blender Material nodes ショートカット集

          JapaneseStableDiffusionを使ったテクスチャ作成

          先週は英語版のStableDiffusionでテクスチャを作成した。 今回は日本語版でもできるかを検討してみた。 内容は前回とほぼ同じ。使用するパッケージが変わったため、手続きが微妙に異なる。 設定前回同様にHugging Faceトークンは取得しておく。(前回と同じもので可) japanese-stable-diffusionにアクセスしライセンスを確認し同意する。 googleのドライブからノートブックを作成する。 「ランタイム」→「ランタイムのタイプを変更」→「ハー

          JapaneseStableDiffusionを使ったテクスチャ作成

          StableDiffusionを使ったテクスチャ作成テクニック

          最近のお絵描きAIブームに乗っかてStableDiffusionを使ってみた。絵を描けない自分にとって代わっていい感じの絵を描いてくれるのはありがたい。 モデリング際によく使うSeamless Texture、Matcap TextureがStableDiffusionでいい感じに作れたのでそのコツをここにまとめる。 Google colaboratoryを使用して作成する。 Hugging Faceトークン取得Hugging Faceログイン(アカウントがない場合作成)す

          StableDiffusionを使ったテクスチャ作成テクニック

          お絵描きAIまとめ

          この夏あたりから絵を描くAIが流行りだしてきて、目まぐるしい勢いで次々とAIがリリースされている。今回はどのようなものがあるかをまとめる。 (2022/9/10時点) お絵描き系DALL・E2 DALL・E2 2022年4月ごろから研究者・専門家向けにリリースされ、テキストデータ画像を生成することができる。 これから紹介するAIの原型にもなる。 Outpainting 絵の外側に新たに絵を描き足す追加機能。 料金形態 無料枠:初回50クレジット、毎月15クレジット (1

          お絵描きAIまとめ

          ノーマルベイクやり方

          刀のようなハードサーフェスモデリングをするときはノーマルマップを作るとポリゴン数を削減できて便利。 ノーマルマップができると、ポリゴンの凹凸をテクスチャに焼きRGBの色合いで凹凸を表現することができる。 今回は刀のモデリングをしたのでノーマルベイクの覚書き 準備 まずはローポリモデルとハイポリモデルを作成する。 ハイポリモデルはサブディビジョンをかけて三角化する。 モデルが用意できたら、ローポリモデルだけUV展開を行う。 ミラーモディファイアは適用させてから展開をする

          ノーマルベイクやり方

          Blenderジオメトリノード使ってみた

          ジオメトリノード準備編を書いてからなんだかんだで1ヵ月経ってしまった。ジオメトリノード日々進化しておりBlenderのバージョンによって全然違う。今回はBlender Studioの動画を参考に3.1を使っていく。 この動画はライブ配信で、試行錯誤しながらノードを組んでいるためあまり参考にはならない。 ジオメトリノードもマテリアルノードも考え方は同じである。 ジオメトリ入力 初期状態にある「グループ入力」はオブジェクトのジオメトリの情報が格納されている。それを「グループ

          Blenderジオメトリノード使ってみた

          【準備編】Blenderジオメトリノード使ってみた

          近頃はネタ切れもあってnote更新がおろそかになっていた。自分の型がある程度できたこともあり、備忘録として残しておくものもなかった。 ジオメトリノードで作りたいものもなかったのであまり触ってなかったが、そろそろ新しいことがやりたくなったので触ってみた。 マテリアルと同じ要領でノードだけで完結することができる。 実際に触れてみると頂点モデリングした方がいいと思う時もあり、手作業とモデリングを同時に行うといいかもしれない。 ノードを使う前にノードソケット ジオメトリノードを

          【準備編】Blenderジオメトリノード使ってみた

          【雑記】サソリは子育てする

          3月頃から飼い始めたサソリが出産した。6月末にケージの掃除をしようとしたら背中にベビーを抱えていた。 サソリは卵胎生で卵をお腹の中に抱える。だからいつの間にか子供を抱えていることがある。 チャグロのワイルド個体だとケージに多頭収容されて日本に運ばれてくるからその時に交尾を済ますパターンが多い。 ラズパイでは夜間10分毎に撮影しているため、出産の瞬間はおさえられていない。ベビー発見の2日前くらいから活動が鈍くなっていることがラズパイ写真からわかったため、そのあたりで出産したと

          【雑記】サソリは子育てする