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花束

どれだけ あなたからもらっただろう 優しさやぬくもりや時には厳しさを

雨のようにこの身を 包み込み幸せで泣きながら笑ったよ

明日たとえば あなたがいなくなったら きっとこの世界には 僕が生きる意味がひとつなくなってしまう

だから、あなたには幸せで あってほしいと願うんだ あなたの笑顔だけが 僕の悲しみや絶え間のない孤独を 明るく笑い飛ばしてくれる

明日の朝には この雨は止んで青空が見えるとの 報せがあったよ

なぜだろう何気ないすべてが 特別なものに変わった気がした

明日たとえば この世界が静かに終わるとしても 最後の最後まで幸せだったと笑いたい

だから、あなたには 幸せでいてもらわなきゃ困るんだよ あなたの笑顔だけが毎日僕に変わらない 今日という花束を届けてくれるから 

いつか、あなたに言わせてみせるよ

不器用なあなたとの日々も案外悪くはなかったかもしれないと、

違うな、幸せな時間だったとあなたから花束を もらうことがいつの間にか僕の 夢になったよ

そしてまた、長い夜が明ければ僕にまたひとつ今日という

綺麗な花束が 届くよ 咲かせるも枯らすも僕しだいだ。

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