カゲトラ

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最近の記事

大分発、チームを支える功労者(レンタル組の動向)

GK小島亨介→新潟 怪我があったが、1年を通じて定位置をつかんだ東京世代の一番手候補。 8歳上の高木の後を期待される守護神候補であったが、ムンの活躍もあり、2021年の動向は不透明な状態。同学年の吉田の入れ替わりでの加入、高卒GK西川を獲得とコロナ禍の財政難を考えれば放出も考えられる。 MF国分伸太郎→北九州 北九州の躍進を支えたアカデミー育ちの中盤の仕事人。昨シーズンまでは攻撃的中盤での起用だったが、今シーズンからはボランチでの起用。 ボールを前に動かす、戻さない気が

    • 2020年シーズンを振り返る~GK編~

      1 高木駿 13試合出場 繋ぐ大分の象徴、高木駿が16試合の間守護神の座を明け渡した。 何がおかしいかは分からない。しかし、なにかが明らかに違う。 これまで大きく見えた守護神の背中が少し小さく見えていた。 復帰後はよく知っている守護神。 来季ももちろんいて、活躍をしてもらわないと困る俺たちの高木駿。 残留が基本線だろうが古巣川崎の移籍動向が気になるところではある。 22 ムンキョンゴン 16試合出場 3年間鍛え続けられてきた韓国人GKが満を持してJリーグデビュー。 足元

      • 少年よ、也真人を見よ!

        町田也真人30歳、職業“Jリーガー”=プロサッカー選手…。 166cm59kgの体格はJリーガーの中でも小柄の部類だ。 埼玉栄高校、専修大学とチームにタイトルをもたらし、選抜チームにも 選出されているが決してエリートではない。 彼よりサイズに恵まれた選手、華やかなキャリアの選手がこれまで何人も彼の前を通り過ぎ、スパイクを脱いだ。 多士済々である中盤を主戦場とする彼は9年目の開幕を大分で迎えた。 彼、町田也真人の武器はパスの受け方、トラップの正確さに他ならない。 チャンスを作

        • 大分トリニータ選手名鑑~MF,FW編

          4 MF 島川 俊郎 180cm75kg(22試合出場) 中盤の底で試合をつくる仕事人。確かな守備力で中盤を引き締め、ボールを繋ぐ動かす、柏アカデミー黄金世代育ちの専売特許。プロ入りが仙台、即レンタルだったため柏のホームは2017年の1試合のみ。島川が奏でるカタノサッカーのメロディを三協フロンテアスタジアムに響かせよう。 6 MF 小林 裕紀 180cm70kg(11試合出場) 試合の全てを見渡し、組立て上げるゲームマスター。8月途中加入ながらあっという間にチームを把握しピ

          大分トリニータ選手名鑑~GK,DF編

          1 GK 高木 駿 181cm76kg (34試合出場35失点) エリア外で組立てにも参加するボランチGKを確立した守護神 失点に直結したミスもあったが、それ以上に防ぎ、攻撃の起点になった。 バックパスをキャッチしてしまう、ポストに跳ね返ったボールが後頭部に当たってゴールを割る。一生懸命が故のまさかのプレーも愛される理由の1つ 22 GK ムン キョンゴン 186cm82kg(0試合出場) スマートな韓流GK。練習での止める技術は昨年のGK4人体制でも突出。 2017年開催

          大分トリニータ選手名鑑~GK,DF編

          大分トリニータ新戦力紹介

          GK 44 吉田 舜 185cm75kg(ザスパクサツ群馬より完全移籍) 大卒ルーキーながら全試合スタメン出場しJ2復帰に大きく貢献したGK 持ち味はフィード力といいながらもセーブ力にも優れている。 大分のトレーニングでは音を上げている様子を見ると、まだまだ伸びしろを感じる。誰かさんの影に隠れているが実は童顔 DF 15 小出 悠太 178cm76kg(ヴァンフォーレ甲府より完全移籍) 『動かざる(惑わされざる)こと山の如し』甲府3バックの要 3バックの真ん中で2年間ほぼフ

          大分トリニータ新戦力紹介

          ラグビーのポジション

          ラグビーのポジションです。観戦のお供にどうぞ FW第1列プロップ①③、フッカー②  スクラム命の職人集団です。 ②フッカーはスクラムでボールをフックして確保する。ラインアウトではスローワーを務め、サインを出す要です。 ①③はラインアウトでジャンパーを支える。密集では押し込む、相手を引きはがすという縁の下の力持ちです。 スクラムでは①②の間に相手の③の頭が入ります。③の方が押しやすいポジションなので、スクラムでは③に注目すると面白いと思います。 “押す”だけだから左右不問と思い

          ラグビーのポジション

          ガッチガチにやりあった湘南戦

          ①DFラインを低くされた時の打開策 →長いボールをどう使うのか、DFラインにギャップを作るのか ②岩田、ティティパンの代わり これが、松本山雅戦の後から代表期間中の宿題 それで選んだのがこのメンバー 序盤は湘南のラインの裏への長いパスが目立つ。 湘南の両サイドを警戒して、松本、田中は低めの位置どり 今までのように両サイドが大きく上がらない。4バックを維持 山崎には鈴木が徹底マーク 中盤は伊佐、三平に加えてボランチ島川が1列前に上がってプレッシャー →取ったらオナイウへ

          ガッチガチにやりあった湘南戦

          徒然なるままに

          俺は色黒です。 こんがり日焼けしています、いわゆる肌色とは程遠いです。 仕事していくらか社会人らしくなりましたが… それでも、パッと見はサーファーです。 初対面の4割には言われる(しようと思ったこともねぇ(笑)) もともと地黒だし、勉強なんて言われた分もせずに子供の頃から虫取りだ、野球だ、サッカーだ、プールだ、水泳部、大学生になってからも炎天下で部活だとはっちゃき回ってたから当然でしょう。 それはそれはもう見事に日焼けしております。 ピークで焼けてないところは、ブーメランゾー

          徒然なるままに

          サックスブルーのD.N.A/ジュビロ磐田

          ミレニアム、2002日韓ワールドカップ… この言葉を懐かしく思うJリーグのサポーターにはジュビロ磐田の今の成績は俄かには信じがたいだろう。 この頃に生まれたサポーターにはあの頃のジュビロ磐田の強さは想像がつかないだろう。 鹿島アントラーズとの対戦が“ナショナルダービー”と呼ばれ、まさに覇権を争った。 海外サッカーが今よりも遥かに遠かった時、ジュビロが世界の入口だった。そんな気もする。 確かな個々の技術(約1名の陽気なゴールハンターを除く)に 長所を生かした役割分担と経験と知性

          サックスブルーのD.N.A/ジュビロ磐田

          ここが俺のいきる場所/川西翔太(岐阜へレンタル)

          悔しかった…悔しかった… 戦力の差、そんなことは分かっていた。 それでも悔しかった、何もできなかった、ホームなのに…。 涙が止まらなかった。 J1へ昇格した大分トリニータからJ2でも下位FC岐阜への期限付き移籍 “個人残留” 途中出場が大半ながら土壇場を救うゴール、献身性に満ち溢れる中盤での運動量で躍進に寄与してきた。 4年ぶりのJ1をこのチームで戦いたい、大分で今の自分を試したい。 そんな中での個人残留。 それでも与えられたステージで求められるベストを尽くす、若いチームを

          ここが俺のいきる場所/川西翔太(岐阜へレンタル)

          第25節松本戦プレビュー

          反町さん…敵の監督で一番対戦数やってるに違いない。 01年からのお付き合いで、ことある度にちょっかい出してくる。 ひょっとして次、狙ってる? 同じフォーメーションがぶつかり合うミラーゲームですが、やり方は全く逆 大分の注目はティティパン 松本の3バックを崩すにはオナイウに連動する2人目、3人目の動きが鍵になります。自分が絡むのはもちろん、周りを巻き込む動きに期待します。 松本の注目は田中隼磨 対面の田中達也が積極的に仕掛けてくるので、まずはこれを防ぐ。 大分は1つ穴を見つける

          第25節松本戦プレビュー

          いつでも何度でもあきらめない/梅崎司(湘南)

          【画像①J'sGoal②浦和レッズ公式twitter③2006年大分トリニータ公式イヤーブックより】 『もったいない。梅崎司、おまえを復活させたい。』 在籍10年を迎え、ベテランと呼ばれる年齢になった。 大きな怪我を何度もした。その間にも最激戦区のポジションには才能溢れる若手が毎年のように加入してくる。 『チームのために自分を押し殺し、プレーする。それが今の自分の役目』 そう言い聞かせてきた。 しかしその一方で『このままじゃダメだ、勝負したい。』 2つの思いに揺れ続けていた

          いつでも何度でもあきらめない/梅崎司(湘南)

          あの日の大分トリニータ“2005.9.10”

          ロスタイムでの同点そして延長戦の末、逃した1999年 浦和を苦しめながらもまたも最終戦で逃した2000年 石崎体制に別れを告げ、若手が台頭を見せた2001年 そして、堅守速攻に磨きをかけ掴んだ2002年 4年目にして掴んだJ1は苦しみの連続だった。 2年続けて得失点差でのJ1残留、薄氷を踏む思いだった。 迎えた3年目のJ1、監督にレジェンドともいえるファンボ・カンを据えた。 韓国からFWドドを迎え、マグノ・アウべス、高松大樹、吉田孝行の攻撃陣に厚みを持たせた。 初の大分育ちの

          あの日の大分トリニータ“2005.9.10”

          フロンティアスピリッツ/古橋亨梧(神戸)

          大分の選手以外を書くのは初です。と言うのも海外移籍を見送ったことがとても残念だったからです。 古橋亨梧 身長170cm体重63kg年齢24歳 ポジションFW このサイズのFWで早い、巧い選手は何人もいる。 しかし、古橋だけが持つ武器、それは強さ 屈強なDF相手の肉弾戦も互角に渡り合う強さ そして稀代のパサー・イニエスタを相手に堂々と要求するメンタルの強さ なによりも結果が示している。 海外クラブからのオファーも当然である。 しかし、彼は残留を決断した。 再び移籍市場が開く

          フロンティアスピリッツ/古橋亨梧(神戸)

          天まで届くように/三平和司(大分)

          ※この記事はsyouhei gouda氏のツイートをきっかけに私が状況証拠を積み上げた憶測が大半ですのでご了承ください。気になる方はブラウザバックしてください。状況証拠の積み上げですが選手へのリスペクトは溢れるほどにしております。※ 【画像①は大分トリニータ公式、画像②はJ'sGoalより】 ピッチでは縦横無尽に走り、身を賭してゴールを狙い続けるストライカー ピッチを離れればエンターテイナー サポーターからはさんぺ~と呼ばれる人気者 それが大分の三平和司である。 この写真、

          天まで届くように/三平和司(大分)