ハンバーグ作りあれこれ
『ハンバーグ作りの裏技』というものを、さまざま目にする。
焼き上がりはふっくら、箸を入れると溢れ出す肉汁… まるでお店のハンバーグ!な仕上がりになる方法として、マヨネーズを混ぜるとか、氷を埋め込み焼くとか、つなぎにパン粉ではなくご飯を使うとか、焼く前に薄く小麦粉をまぶすなどなど。
上に書いた方法、好奇心から全部試したことがあります。
でもね… う〜ん… 。気に入って、定番の調理方法になるまではいたらず。
(とくにご飯を混ぜる方法はハンバーグを食べているのに『あぁ、ハンバーグが食べたい… 』と思う仕上がりになった。すごくハンバーグを食べたい気分の時に、ぜひお試しあれ。さらにハンバーグを求める気持を高めることうけあいです)
他には、ちょっとした材料が足りない時。パン粉を浸す牛乳がない時、牛乳なしで作ったり、水で溶いたスキムミルクを使ったり、あるいは溶いた卵にパン粉を浸して使ってみたこともある。パン粉自体がない!なんて時もあった。
だけどこれらはいつも作るハンバーグと変わらない気がして、材料がちょびっと足りないハンバーグを作ることが少しのあいだ続いていた。
ところが………
久しぶりにすべての材料がそろっていた日、とくに工夫もなくいつもどおりのハンバーグを作り食べてみると、おいしい…! 思わず、目を見開くほどに。
食感も味も良いのでは? 材料がちゃんとそろっていただけで???
ハンバーグはいつも目分量で作っているとはいえ、その後も材料がすべてそろっている日のものが、やはり、おいしい。以来ハンバーグ作りの際のモットーは「足さず、引かず」(と、いいつつ『ちょびっと足りないハンバーグ』を作る日はやっぱりあったりする… )
目分量ついでに、普段のハンバーグの作り方を大ざっぱに明かすならこんな具合。
玉ねぎ細かくみじん切り→うっすら黄色まで炒める→ひき肉こねる→粘りが出てきたら塩加えてさらにこねる→胡椒にオールスパイスさらにこねる→酒少々こねる→玉ねぎ加えてこねる→卵加えてはげしくかき混ぜるようにこねる→牛乳に浸しておいたパン粉加えてこねる、と、こんな順番でとにかくこねる。
こねる、といっても、手でグニグニ握るようにこねるのは塩を混ぜたあたりまで。その後の段階では指をガッ!と広げて人間ハンドミキサーのごとく手早くかき混ぜている。
その他のポイントは、食パンがあればそれでパン粉を作って使うことと、オールスパイスを気持多めに入れること。胡椒をカリカリカリッとひいたら、スパイスはバッフバッフバッフと3~4振りくらい。以上が普段のハンバーグの作り方。
人それぞれ何かこだわりがありそうなハンバーグ作り、あなたはどんな風に作っていますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?